学生相談室主催で、教職員対象の研修会が開催されました。

学生相談室主催の2023年度SD研修会(自由視聴)が、2024年2月22日(木)から同年3月31日(日)まで、オンデマンドでの動画配信形式にて開催されました。

今回のテーマは「大学等における合理的配慮の義務化とシステムづくり―グループワーク・学外実習・留学生等への合理的配慮」でした。早くからこのような支援に取り組んで来られた成蹊大学の支援システムについて、同大学教授の岩田淳子先生よりご講演いただきました。

岩田先生には、合理的配慮について押さえておくべき基本情報の他、授業における配慮(オンライン受講やグループワークの工夫)、専門職養成に係る校外実習における配慮、海外留学や日本への留学生についての配慮のほか、成蹊大学の障がい学生支援体制などについても具体的にご紹介いただきました。

本年度より、障がい学生への合理的配慮が私立大学においても義務化されます。本学の教職員が知っておくべき基本情報をわかりやすくご説明いただき、また、大学全体としての連携の課題やシステムについて振り替える有意義な研修会となりました。

なお、SD研修会としての視聴期間は終了いたしましたが、視聴後アンケートでのご意見を踏まえ、この研修会の動画は講師の岩田先生のご許可を得て、2024年度中は視聴可能となっております。再度視聴したい場合や、今年度入職して視聴を希望される場合には、ぜひご活用いただければと思います。

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