7/26(日)オープンキャンパス後記「ことばから見えてくる“国際”と“日本”」

7月26日(日)の国際日本学科オープンキャンパスでは、「『国際日本』を解き明かす言語学」と題して、ことばを手がかりに「国際」と「日本」について考える体験授業が実施されました。
今回の体験授業を担当したのは、マイケル先生です。授業は日本語と英語の両方を交えながら進められ、身近なことばの違いから、日本社会の多言語・多文化的な側面まで、さまざまな角度から「ことば」について考えました。
たとえば、私たちが普段何気なく使っている日本語にも、さまざまな表記や方言があります。また、街に目を向けてみると、駅や公共施設、観光地などの看板には、日本語だけでなく英語、中国語、韓国語など、複数の言語が使われています。「日本」と聞くと「日本語」をイメージしがちですが、実際の日本社会は、さまざまな言語が行き交う「多言語社会」でもあるのです。
さらに授業では、日系ブラジル人のコミュニティで使われる独特なことばにも触れました。異なる言語や文化が出会うと、ことばも互いに影響を受けながら、新しい形へと変化していきます。ことばは単なるコミュニケーションの道具ではなく、人々の移動や交流、文化の歴史を映し出すものでもあります。
身近な例として紹介されたのが、日本語の「アニメ」と英語の「animation」の違いです。同じように見えることばでも、日本語と英語では指し示す範囲やイメージが必ずしも同じではありません。普段よく知っていることばも、別の言語と比較してみることで、新しい発見があります。
このような身近な事例とことばを入り口として、日本語、英語、方言、多言語社会、そして文化の交流へと視野を広げながら、「国際」と「日本」を新しい角度から捉え直すひと時となりました。

次回のオープンキャンパスは、夏休みを迎える8月8日(土)・9日(日)の2日間連続開催です。8月8日(土)の10:00~13:00、8月9日(日)は2部制で、午前の部9:30~12:30、午後の部14:00~17:00に開催いたします。
いよいよ夏休みも目前、本格的な夏の暑さが続いています。暑さに気をつけてお越しいただき、自然あふれるkomajoキャンパスにて夏の一日を一緒に楽しんでいただければと思います。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

国際日本学科教員

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