【授業紹介】「映像リテラシーⅢ」
2013/10/01
「映像リテラシーⅢ」は、2年生の必修科目です。学生として身につけてほしい「コミュニケーション能力」に関する基礎的な項目を多く含む授業です。授業では、自分の思いや考えをどのような形で表現すればよりよく伝えられるのかを学びます。
下の写真は、出身校に送るダイレクトメールを作成したときのものです。テーマを決め、そこから派生する言葉や関連のある事柄を書き出し、アイデアを整理するためにポイントを絞り込み、それらのエッセンスを紙やデジタルの媒体に表現しました。
この授業を受けた2年生のコメントをいくつか紹介します。
- 私はデザインやイラストを描くことが苦手でパソコンのソフトも使った機会もなかったので、はじめは不安でしたがマインドマップの作り方から教えていただき、デザインの基本や人への情報の伝え方などについて、先生と相談しながら、自分でも考えて制作することで徐々に自分に自信が持てました。
- マインドマップを書くことによって、頭の中を整理することができました。自己紹介をするときに、それを使い、いくつかのキーワードを抜粋してイメージを固める際に、整理しなければ気づかなかった新しい発見もありました。
- プレゼンテーションの進め方やポイント、ポートフォリオのまとめ方など、これから必要になる事柄の基礎を学ぶことができました。
- マインドマップは、新たな発想や一つのことを深く考えるきっかけを与えてくれました。
- 自分が理解して作った作品でも、他人に伝わらないと意味がないことが分かりました。自分の思いを伝えることは難しいと痛感しました。一方で、作ることに楽しさも知りました。
- 制作では、はがきサイズの大きさで、アクセス方法やオープンキャンパスの日程を分かりやすく作ることがとても大変でした。
- 相手に伝えたいことと伝えなければならないことを取捨選択することの難しさを感じることができ、とても勉強になりました。
- 出身校に送ったことで、恩師からお礼の言葉をいただきました。
- 原稿を見ずにプレゼンするのはとても緊張しましたが、挑戦してよかったと思います。
- パソコンの扱いが苦手で、先生や友人に何度も教えてもらいながら作業を進めたために、人よりも制作には何倍も時間がかかりました。そのように時間をかけて作った作品は思い入れのあるものばかりで、完成したときの達成感はとても大きいものでした。苦労して作った作品がほめられると、嬉しくて次も頑張ろうという気持になりました。授業を通して、いろいろなことができるようになり、自分の視野を広げることができました。