リレーコラム「私の4年間」 / 「チャレンジ大学生」 楠 由香莉

  • 「チャレンジ大学生」 楠 由香莉

私は大学大好き人間です。おそらく、この学科の誰よりも大学に登校していると思います。もちろん寝坊しかけることも、学校に行くのが面倒くさいと思うこともあります。それでも通学路を歩いている間に「今日は何をしよう」、「早くパソコンをいじりたいな」、「今日はカメラを借りようかな」とわくわくします。そして、気づいたら朝9時だったはずが夕方7時になっています。

勉強が嫌いな私にとって、学校に長時間いることはとても不思議なことです。飽きっぽい私が学内インターンシップに参加したり、さまざまな作品を作ったりしたことも不思議に感じています。

毎年新しいことにもチャレンジしました。1年生で平面表現を、2年生で映画製作を、3年生でアニメーションに挑戦しました。現在はゲームを作るためにプログラムを勉強しています。ビデオカメラ、デジタル一眼レフカメラ、プリンターやパソコンのデザインソフトウェアなど、どんなものでも知れば知るほどおもしろく、興味が出たものはとことん調べることが楽しみになりました(今はプログラムのほかにHDMIケーブルとコンポーネントアダプターに ついて勉強しています!)。必要だと思ったことは、先生に教えていただいたり、自分で調べたりすることが重要だと大学生になってやっと気づくことができました。

学科の授業外ではオープンキャンパススタッフに4年間参加し、来校のみなさまとお話しする楽しさや難しさを学びました。大学のキャンパス案内で説明後にみなさまから拍手をいただいたことは今でも嬉しく印象に残っているできごとで、私が接客業に強く興味を持った要因だと思います。

来年度からは携帯電話販売店で接客の仕事をします。オープンキャンパスで知った接客の楽しさや、何かについて勉強することのおもしろさを知らなければ、この仕事をしたいとは思わなかったと思います。社会人になっても、その日に起こることを想像してわくわくしながら通勤したいな、と思っています。 ただ、寝坊してカツラをかぶって外に出ることはやめようと思います。

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