リレーコラム「私の4年間」 / 「挑戦した4年間」 矢野りな

  • 「挑戦した4年間」 矢野りな

私は4年間で3つのことに挑戦しました。
1つ目は、友達や先生とのコミュニケーションです。私は大学に入るまで人付き合いが苦手でしたが、この4年間で人と話すことが好きになりました。映像コミュニケーション学科は少人数のため、毎日学科の友達全員と会うことができたので、多くの人と仲よくなれました。授業が終わったあともすぐ帰宅せず、空き教室や食堂に集まって話していました。
先生との距離も近く感じました。不安なことがあれば気軽に聞くことができる環境はとても助かりました。

2つ目は、学園祭のスタッフを2年間務め、学芸員の資格取得のための博物館実習や日本語検定、世界遺産検定など、さまざまな検定に挑戦したことです。
学園祭のスタッフでは、学年や学科が違う人たちと力を合わせて学園祭を成功させるためにがんばりました。思うように動けないことがほとんどで、精神面、体力面でつらいこともたくさんありましたが、それだけ得るものが多かったです。あいさつやマナーを早いうちから学ぶことができ、就職活動に役立ちました。
博物館実習では、自分たちで企画から構成まで考えて作り上げていきました。班での話し合いで、私のアイデアが通ったときはとても嬉しく思いました。
日本語検定、世界遺産検定などの検定では、1つの検定が終わるとすぐに次の検定を受けていたので、勉強をする習慣がつき、勉強の仕方を学ぶことができました。そして、新しい発見や目標に向かってやり遂げたときの達成感を味わうことができました。もっといろいろなことに挑戦したいと思えるようになりました。

3つ目は、海外に行ったことです。大学の春休みは2か月と長いです。私はその休みを使って海外にいきました。外国の文化、食事、習慣、きれいな街並みに感動しました。日本との違いも明白で日本を離れたことによって日本の良さに気づくことができました。

来年から航空会社に勤めさせていただくことになりますが、海外だけでなく日本の魅力も伝えられるよう、これからも挑戦し続けたいです。

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