2015年度海外留学便り No. 6
2016/02/24
国際文化学科2年 柏葉 真利奈
ニュージーランド、オークランド大学付属語学学校ELAに通っている柏葉真利奈です。早いもので、ニュージーランドでの生活も残り１週間となってしまいました。
12月から1月にかけて2週間のホリデーがありました。まず、同じプログラムでオーストラリアのゴールドコーストへ留学している飯田さんのところへ旅行に行ってきました。飛行機からホテルまで、すべて自分で予約し、ホテルで少しトラブルがあったものの、無事3泊4日の旅を終えることができました。年末から年明けにかけて、今度は飯田さんがニュージーランドを訪れ、一緒に観光をして、充実したホリデーを過ごすことができました。
オーストラリアにて
飯田さんとワイナリーへ
この12月から今まで、多くの友達が課程を終えて母国へ帰って行きました。ここで知り合った日本人の友達もホリデー前に帰国したので、ホリデー明けはまた新しいスタートのような気がして寂しい反面、もっと頑張らなくてはという新鮮な気持ちでした。大学付属学校のためか日本人も多くいますが、外国の友達も沢山できました。休み時間や放課後に話かけてくれたり、逆に私からも話しに行ったりしています。母国語が違っていても、英語という1つのコミュニケーション手段でここまで仲良く、楽しい時間を過ごしている今、「英語を勉強していてよかった」と強く思います。友達の話に大笑いしたり、自分の話に友達が笑ってくれたり。正直、日本と同じように英語でこんなに笑い合えるようになるとは、留学前には思ってもいませんでした。今は友達から自分の名前を呼ばれることが何よりも嬉しくてたまりません。
友達とColomandelへ旅行しました
卒業したコロンビアの友達と
授業でも以前より発言する回数が増え、苦手だったプレゼンテーションも回数を重ねるごとに上達しているのが分かります。何よりも「恥ずかしがる」ことが減ったのだと思います。ここへ来た半年前のことを思い出すと、毎日が初めての単語で溢れていて、周りがドンドンと発言していく中、私は静かに羨ましいとみんなを見つめていただけでした。楽しくても「悔しい」と感じることのほうが多く、外国の友達ができても会話をするたびに緊張していました。今の私には想像できないくらいです。最近ではみんなに「あと何日で帰るの？」「寂しい」と言われるたびに泣きそうになります。
NZで迎えた成人式
ホストファミリーにも恵まれ、週末は一緒にビーチへウォーキングに出かけたり、ブルーベリー狩りに連れて行ってもらったりしました。ファーザーとマザーと私だけなので、とても良く面倒を見てくれます。一人娘のように接してくれるので、3人兄弟の私にはとても新鮮です。まさに私の「第二の家族」です。最近マザーは「ニュージーランドで仕事を見つければいいよ！」と、現地にある日本企業を見つけては会社の説明をしてくれています。本当に私の周りには温かい人たちでいっぱいです。
私がこの大学を選んだ一つの理由は、この6か月留学プログラムの存在にありました。留学が決まった時は嬉しかったのですが、それよりも不安と焦りが勝ってしまい、泣きながら先生に相談したこともありました。性格的には、あまり深く考えすぎず、前へ進むタイプなのですが、それでもやはり留学は旅行と違い、楽しいことばかりではなく、悩むことも沢山ありました。ここでできた友達、ホストファミリー、そして留学エージェントWISHの現地スタッフに助けてもらいながら半年がんばってきて、今の私がいます。
残り１週間でできることは限られていますが、今までよりもっとみんなと会話をして仲を深めていきたいです。母国へ帰ってもお互いの国でまた会えたらいいな、と心から思います。素敵な出会いに感謝です。
最後に、応援してくれた友達、後ろ向きになっていた私の背中を押してくれた先生、留学という素晴らしい機会を与えてくれた両親、留学生活を支えてくれたWISHの方々、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
最後まで自分らしく頑張ります。
ホストファミリーと行ったMuriwai Beach
では、最後にマオリの言葉で。
E noho rā!（Good bye!）
