カナダでのボランティア活動 ~アニマルケアを体験して~

2016年3月国際文化学科卒業 柴田 優

私は今年2月、大学生最後の春休みにアニマルケアのボランティアをするため、バンクーバーに3週間行ってきました。

  • バンクーバーの街
    バンクーバーの街
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    バンクーバーの街

入学当初から海外ボランティアの説明会に参加していましたが、私が希望するアニマルケアのプログラムは現地にひとりで行かねばならないものでした。初めて海外に一人で行くことはとても不安で勇気が出ず、まずは1年生のときに大学が主催するオーストラリアでの海外研修に参加しました。この経験により、海外への関心がさらに高まり、卒業までに海外ボランティアに行くことを決意しました。

アルバイトで渡航費用を貯めて申込みましたが、英語で志望動機を書き、英語面接を受けなければなりませんでした。さらに入国に関する手続きなども自分で行わなければならず、準備はとても大変でした。しかし、最初は絶対自分には無理だと思っていた英語での書類作成や面接も、大学の先生方のサポートによって乗り越えることができました。VISAを自分で申請したことも自身の成長に繋がったと思います。

現地では猫の保護施設に派遣されホームステイ先からバスと徒歩で20分ぐらいの所に通いました。施設には想像以上に多くの猫が保護されており、その数はなんと450匹でした!掃除や猫の世話などひとりでの作業が主な活動内容でしたが、思っていたより英語を使うシチュエーションが多くありました。

  • 猫、ネコ、ねこ・・・
    猫、ネコ、ねこ・・・
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またホストファミリーには小さな子供たちもいたので、ステイ先では一緒に遊んだり、他の留学生と話したり、映画やスポーツ観戦をしたりととても充実していました。バンクーバーの有名な観光地を訪れる時間も十分にあり、同じく日本から海外ボランティアに来ていた人と観光も楽しめました。

英語を学ぶなら留学、観光を楽しむなら旅行…という考え方があると思います。しかし英語を使って生活し、自分の好きなボランティアをしながら、観光もできる海外ボランティアという選択肢があることをこのレポートで少しでも皆さんにお伝えできれば幸いです。一つの概念に捉われず、様々な観点から物事を見て、様々なことにチャレンジしてみて下さい。

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