木を使ったモノづくりの基礎を学ぶ【家具デザインⅠ】
2024/06/17
住空間デザイン学類※では、3つの自然素材を使ったモノづくりを学ぶことができます。
1つ目は「木」を使ったモノづくり、2つ目は「土」を使ったモノづくり、3つ目は「糸」を使ったモノづくりです。今日は「木」を使ったモノづくりの授業「家具デザインI」を紹介します。
ほとんどの学生は木を加工するための道具や材料である木に触れたことがないため、この授業の前半では木曽ヒノキを使ったブックスタンドを作りながら、材料を測る道具の使い方から始まり、切る、彫る、削る、穴を開けるなど、さまざまな道具の使い方や木の加工方法を学んでいきます。
授業の後半では後期の科目である「家具デザインII」で行う合板を使ったイスづくりのために3DCADを使いながら家具図の描き方やイスの模型の作り方などを学びます。
刃物や機械を使う危険な授業ですが、安全には細心の注意を払いながら授業を行っていますので、過去20年間一度も怪我や事故は起きていません。
ぜひ一緒にものづくりの楽しさを学んでみませんか!
授業風景
鑿(ノミ)を使って木を削っています。
この寸法を材料の板に描き写します。
完成するとこのようなブックスタンドになります
工房には多くの道具がそろっています。
- ※ 空間デザイン学部 空間デザイン学科の前身である人間総合学群 住空間デザイン学類のカリキュラムについて紹介しています。空間デザイン学科での学びの参考にしてください。