学燈会に、日テレ・ベレーザの有吉佐織選手をお招きしました。
2015/09/30
平成27年9月28日(月)の学燈会(*1)に、女子サッカー日本代表(なでしこジャパン)の選手である日テレ・ベレーザの有吉佐織(ありよし さおり)選手をお招きし、「『両立』という生き方〜サッカーと○○と私〜」というテーマでお話しいただきました。
6月にカナダで行われた女子ワールドカップで準優勝に大いに貢献し、一躍時の人となった有吉選手。横浜市内のフットサル場で受付業務をしながらプレーをしている選手として、話題になりました。そんな有吉選手に「仕事とサッカーとの両立」「(学生時代の)勉学・アルバイトとサッカーとの両立」のコツを伺ったところ「自分の興味のあることを全てやっていたら、自然とそうなりました。好きなことを楽しんでやっているので、つらいとか大変といったことは全くありません」と明快に答えてくださいました。
また、「もちろん今の日本女子サッカー選手たちがサッカーだけに専念できる環境が整うのが理想的ではありますが」と前置きしたうえで「私自身は、働きながらサッカーをするということで得られるものの方が多いです。自然と規則正しい生活を続けられますし、時間をうまく使えるようになります。なにより、勤務先のみんなに今までの恩返しがしたいです」と、現在も兼業選手を続けている理由を語ってくださいました。
世界で活躍する有吉選手の率直なことばから、参加者ひとりひとりがそれぞれ自分の生活に役立つヒントを得たかもしれません。短い時間ではありましたが、凝縮された有意義なひとときとなりました。
*1 | 駒沢学園の建学の精神にふれる大切な行事で、大学・短期大学生を対象として、毎週月曜日の昼休みに実施されています。 |