日テレ・メニーナの栄養調査・身体測定を実施しました。

駒沢女子大学健康栄養学科は平成22年度より、日テレ・ベレーザとの教育分野での提携の一環として、下部組織である日テレ・メニーナの中高生選手とその保護者に対する栄養サポートを行ってきました。

平成28年12月24日(土)に栄養調査・身体測定を行いました。日テレ・メニーナからは選手23名、健康栄養学科からは、1〜4年生まで21名が参加しました。はじめに、田邉解准教授から当日の流れについて説明があり、体型・筋肉量・脂肪量の測定、採血、骨量・貧血の簡易検査の3つのグループに分かれて測定が行われました。その場で貧血の検査ができる機器や、体成分分析装置 InBody S10等最新の機器なども駆使され測定は順調にすすみました。


  • 田邉先生から当日の予定を説明

  • 骨密度の測定

  • 体成分分析装置 InBody S10による測定

  • 貧血測定

各々の栄養素等摂取状況を把握するためには、選手の食事内容をなるべく正確に把握する必要があります。そのため、選手が記入した食事記録の内容を、学生はフードモデルなどを使ってサイズや量を確認しました。
最後におにぎり、ゆで卵、ヨーグルト、野菜ジュースのコンビニで揃えられるバランスのとれた軽食を手渡されると、当日朝食抜きで参加した選手たちは、ほっとした面持ちで平らげていました。


  • 選手が撮った写真をもとに、食事量の聞き取り

  • フードモデルを使った聞きとり

  • コンビニで揃うバランスのとれた軽食

この取り組みは、食事内容の聞き取り方など授業で習ったことを実践する機会にもなり、学生の実践力をつけることに役立っています。また、日本代表を目指すようなトップジュニアアスリートの食生活・身体状況を調査させていただくことができ、スポーツ栄養を学びたい学生にとってはとても有意義な機会となりました。今後は、調査結果をもとに、食生活での改善点等個別にアドバイスを行っていきます。


  • 調査をおえて挨拶

平成29年1月からはさらにプロジェクト体制を整え、日テレ・ベレーザの選手に対する栄養&コンディショニングサポート活動も開始する予定です。

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