国際文化学科教員による授業紹介リレー No. 4 〜英語ができるための授業「英語ワークショップ」〜

英語コミュニケーションコース 太田 洋

国際文化学科の学びを深めるために必要なものは・・・

国際文化学科の授業には、世界とつながっているものが多くあります。第1・2回で紹介した「異文化理解」、前回紹介した「国際政治」などがそうです。授業の内容をさらに深めるために、そしてベナン共和国から授業にお見えになった先生とコミュニケーションを取るために、必要なもの、それは「英語」です。

「英語ができるようになりたい」と思い国際文化学科を志望し、入学する学生たちの思いをかなえるために、様々な英語の授業が国際文化学科にあります。そのうちの一つが「英語ワークショップ」です。

「英語ワークショップ」とは・・・

この授業は、ネイティブの先生1人、日本人英語教師2人で行います。目標は「自分にあった英語学習法を見つけ、自律した学習者になること」です。大学生の英語学習は自分のために行います。一人一人目標や興味が違えば学習方法も違ってきます。そこで授業では日本人英語教師と毎週個別面談をして、アドバイスを受け、自分に合った学習法を見つけ、授業中に、また自宅で学習をします。面談といっても堅苦しいものでなく、リラックスした雰囲気のおしゃべりです。この面談を通して、各自試行錯誤をしながら、学習をしていきます。いきなり学習法を自分で見つけるのは難しいので、英語の本をたくさん読む活動(多読)と日記を書く活動は全員が行います。

ネイティブの先生と英語でおしゃべり

この授業の最大の売りは、ネイティブの先生と3・4人の小グループで話す機会が毎回あることです。最初はなかなか話せなかった学生が、毎週機会があることで話すことに慣れます。そしてそれだけでは物足りず、もっと話したいという気持ちになり、1年間の終わりには、ネイティブの先生との1対1で5分間話す機会が「もう5分間終わったの」と思うほど話す力が伸びます。

成功する学習者になりましょう

「自分で計画を立て、実行し、振り返り、また計画を練り直す」―このようなサイクルを持つのが、成功する学習者の特徴です。先生がいつも側にいてサポートしながら、みなさんの成長を助けます。

教員の声 :新着投稿