人間関係学科1年生合宿(基礎ゼミ)

人間関係学科では、今年も基礎ゼミ合宿を行いました。4月22日・23日、天気は快晴、一人の欠席者もなく、学科の新入生が全員そろっての合宿です。ただ、入学式からたったの3週間。お互いまだよく知りません。楽しむことができるのでしょうか。

しかし、私たち教員の心配をよそに、学生たちはうちとけていきます。下の写真は、1日目の夜に撮影したものです。学生たちの愉しげな様子がおわかりいただけるでしょう。

それでは、彼女たちが、このような表情になるまでにどんな体験をしたのか、合宿でのアクティヴィティを少しご紹介しましょう。

午前中は、手はじめに軽いアイスブレイクを行いました。くじ引きで分けられたチームごとに、ゲームをしたり、ある商品の使い道を自由に発想して商品ポスターを作製したりします。休憩をはさんで、夕方には、チームでのパフォーマンスを考えます。新たなチームを組んで、自由なパフォーマンスを行うのです。夜には成果を発表しなければならないので、あまり時間がありません。夕飯をはさんで、自由時間にも練習にはげみます。

夜はいよいよ発表会です。司会進行もすべて学生たちが行います。ミニコント、ゲーム、クイズ、ダンス等々、チームごとに多彩な出し物で、大変盛り上がりました。一生懸命練習をして成功体験を共有したり、互いに褒めあったり、失敗をフォローしあったりという経験を経て、学生たちはもう、すっかり「仲間」になっています。この発表会の直後に撮ったのが冒頭の写真です。

さて、夜は自由時間。おそらく最も楽しい時間でしょう。部屋でお菓子を食べながら、長いおしゃべりに興じたようです。

翌朝は、眠い目をこすりながらも、時間厳守で集合です。学科の上級生も駆けつけ、1年生のうちにやっておいた方がいいこと、大学生活のあれこれなどを話してくれました。卒業した社会人の先輩も来てくれました。お話を聞きながら、1年生は、自分のこれからの4年間と卒業後をイメージします。彼女たちの未来を楽しみに見守っていきたいと思います。

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