思い出に残る卒業式

4年間の大学生活を終えてめでたく迎えた卒業式。卒業生それぞれが胸に抱く想いは様々でしょうが、今日で小学校以来長期にわたって過ごしてきた学生生活とはお別れし、来月からはいよいよ社会人として巣立っていきます。もちろん企業に勤めるだけでなく学びを続ける学生たちも大勢います。しかし駒沢女子大学という学びの場で4年間充実した時間を過ごし、これからはここで得た経験や知識を活用する飛躍の舞台に立っていることは間違いありません。

  • 駒沢女子大学全体での卒業式典
    駒沢女子大学全体での卒業式典

卒業生たちの顔は皆一様に今日の喜びで輝いています。でも彼女たちと個別に話をすると、喜びだけでなく緊張や不安が入り混じった言葉が出ます。これまで「学生」という社会から保護された中で過ごしてきた彼女たちが、これからは社会という責任と義務を問われる厳しい環境に出ていくのです。そしてその時間はこれまでよりずっと長いのです。身が引き締まるのは当然だと思います。

しかし卒業しても駒沢女子大学で過ごしたという事実は消えません。ここで学んだ知識と教養、そして大学時代に得た友達や経験は、彼女たちの貴重な財産となり栄養となってこれからの人生を豊かで実りのあるものにしていくに違いないと私たち教員は信じています。私たちは卒業後の彼女たちの活躍を目標に大学教育を行ってきたからです。

卒業おめでとう、そしてこれからの人生をしっかり歩んでください。

  • 玄関前で記念写真を撮る卒業生学生と保護者
    玄関前で記念写真を撮る
    卒業生学生と保護者
  • 学科主任から学位記が一人一人に手渡される
    学科主任から学位記が
    一人一人に手渡される

(小林憲夫)

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