【学長メッセージ】在学生・保証人の皆様へ 本学の新型コロナウイルス感染症流行への対応と学生支援について

在学生・保証人の皆様へ

本学の新型コロナウイルス感染症流行への対応と学生支援について

学長 安藤嘉則

新型コロナウイルス感染症が全世界に蔓延し、膨大な人数の感染者、そして命を失われた方々がおられます。緊急事態宣言による外出制限という状況下において、学生の皆さんも、キャンパスに通えない状況が続き、自宅、あるいはふるさとの実家にあって不安の毎日を過されていることと思います。また保証人の方々もこうした状況に対して大学がどのような支援策を講じるのかご懸念される方も多くいらっしゃると思います。

本学ではこうした感染が拡大する状況に対する措置として、やむなく入学式・オリエンテーションを取りやめ、授業開始日を5月18日とし、前期の授業形態を遠隔授業とすることにいたしました。こうした措置をとったのは、学生の皆さんが、通学の途上の公共交通機関、あるいは本学キャンパスの教室・食堂等においてウイルスに感染する危険にさらされないようにするためであり、あくまで学生の皆さんの「いのち」を守ることを最優先にすることを基本方針としたからです。
しかし例年より遅いスタートとなり、どのように前期の授業時間を確保し、単位を認定できるのか、不安に思われる学生、保証人の方々もおられることでしょう。

本学では文部科学省からの通知「令和2年度における大学等の授業の開始等について」(令和2年3月24日)に基づいて、5月18日(月)から8月8日(土)までの12週とし、3回分の学修を課題等で補うという方針を立て、前期の授業時間を確保し単位認定ができる措置をとっております。

本学では遠隔授業の実施に向けて、新たなシステム(クラスプロファイルとG suite for Education)というツールを新たに導入するとともに、30名ほどの教職員による「遠隔授業支援ワーキンググループ」を結成し、遠隔授業のためのサポート体制を構築しました。また、遠隔授業を配信するための専用ブースも設置しています。現在、各教員はそれぞれのツールに関するオンライン研修会、オンデマンド研修などに参加し、質の高い遠隔授業ができるよう取り組んでいるところです。
この遠隔授業では、特に実習科目をどのように実施するかが課題となりますが、文部科学省の通達「遠隔授業等の実施に係る留意点及び実習等の授業の弾力的な取扱い等について」(令和2年5月1日)にある「実習等の授業の弾力的な取り扱い」の方針に基づいて、本学では各実習先と緊密な連絡をとり、各実習時期を後ろ倒しにするなどの対応を行っております。なお短期大学保育科の実習の場合、実習先等の確保が困難な場合でも学内での演習でも代替可能であることを確認しており、2年間で保育士資格・幼稚園教諭二種免許状を取得できるように対応しております。

しかしながらこの新型コロナウイルス感染症流行のため、学生の皆さんの中には、家計支持者の経済的急変やアルバイト収入の激減等により経済的困難になった方、あるいは遠隔授業を受講するための支援が必要とされる方も多いことでしょう。そこで本学といたしましては次のような3つの支援策を実施いたします。(以下の支援策については、緊急性のある重要な情報なので、本学ホームページに「新型コロナウイルス感染症拡大における本学の学生への緊急支援等について」として別に掲載しております。)

第1の支援策は、学生の皆さんが、この感染症拡大という状況の中でそれぞれ学修環境を調えていただくための支援金として、学生一人当たり一律5万円を給付することです。
本学の学納金は、授業料、維持費、実習費等から成っていますが、基本的に学納金は学位(修士・学士・短期大学士)を授与する教育に対する総額としています。したがって学費の減免、一部返還という措置はとりませんが、このような感染症拡大という特別な状況に対応するため上記の支援金を給付します。なお、できるだけ早く皆さんに支給できる方法を検討中です。給付方法、スケジュール等については今後ホームページ(KOMAJOポータル含む)に掲載させていただきます。

第2の支援策は、感染症拡大のため、家計が急変し、就学することが困難になった学生に対する救済措置として、本学独自の返済の必要がない給付型奨学金制度である「学校法人駒澤学園奨学金」の中に「新型コロナ感染症支援奨学金」を特別枠として設け、従来の受給者数を拡充して支援します。詳細についてはホームページよりお伝えいたします。

第3の支援策は、学納金の納入手続きの弾力的対応です。本学の学納金の手続きは4月20日迄でしたが、経済事情によって納入できない場合でも、個々の状況に応じて分割払い等の対応をいたしますので、経理部へお問い合わせください。

本学はこれらの方策によって、学生の皆さんが学修を続けていただくよう支援してまいります。なお、このたび「新型コロナウイルス感染症に関する特設ページ」というバナーをホームページのトップページに貼り、今後はそこに大学・短期大学による感染症への対応情報を広く発信してまいりますのでご覧ください。

学生の皆さんにおかれましては、今後もどうか十分に健康に留意いただき、5月18日から始まる前期の各授業を受講してください。この前期については遠隔授業という方法を採らざるをえませんでしたが、一刻も早く、この感染症流行が終息し、皆さんと教室で従来通りの授業ができる日を私たち教職員一同、切に祈念いたしております。

以上

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