第19回りんどう祭で「東北復興支援イベント」開催
2013/11/06
第19回りんどう祭開催中の10月20日(日)、「東北復興支援」のパネルディスカッションが行われました。「駒女生として東北復興に何か出来ることはないか」という実行委員の熱い思いから始まったこの企画は、日テレ・ベレーザ所属で東北出身の岩清水梓選手からのビデオレターでの呼びかけではじまりました。
司会進行は、本学卒業生で、大船渡のFM局でパーソナリティーをつとめ、現在、観光大使「つばき娘」として活躍中の山崎素子さん。パネラーは稲城市役所から1年間陸前高田市に派遣されていた加藤翔さん、そして南三陸での駒沢学園ボランティアに参加した国際文化学科3年の土屋璃香さん、峰松歌織さんでした。ディスカッションのテーマは、「東北の現状について」「私たちにできることについて」です。
山崎さんと加藤さんは、現地での日々の活動・体験に基づき、東北の被災地が今何を必要としているかを示されました。土屋さんと峰松さんは一昨年のボランティア活動を振り返りつつも、その後、継続的な支援ができていないことへの自戒の気持ちを率直に述べました。
パネルディスカッションの最後に、「観光で訪れることも支援につながる」「現地に出向かなくても、できることはたくさんある」という山崎さん、加藤さんの言葉に、二人の学生も、「今自分ができることをしたい」と力強く決意を述べていました。
最後に、駒沢女子大学・短期大学による第2回目の東北支援ボランティアとして、陸前高田市の仮設保育園に、空間造形学科の学生が実習で作成したフラワーポットを持参し、市内の農業高校生が育てたお花を植える活動に参加する学生を募集していることを学園祭実行委員が伝え、イベントが終了しました。