稲城市との地域連携活動として民具調査を行いました。
2025/12/26
本学の博物館学芸員養成課程担当教員と履修生の有志は、東京都稲城市の文化財調査員・調査補助員として稲城市所蔵の民具調査に携わるなど、さまざまな地域連携の取り組みを行っています。
民具とは、名もなき人々の暮らしを記録した貴重な道具資料であり、歴史の背景を紡ぐ重要な文化的資源です。令和7年度の民具調査では、稲城市が所蔵する未登録の民具資料約550点の仮登録およびクリーニング作業を行っています。農耕用具から仕事着、学習用具、食器類、節句人形などさまざまな資料を1点1点、丁寧にホコリを払い、乾拭き・水拭きをしています。劣化の激しい資料も多くあるため、調査に参加する全員で取り扱い方法を確認しながら作業を進めています。
今後の調査活動では、民具資料の測量や観察、写真撮影を行い、稲城で暮らしてきた人々の痕跡を詳しく記録し、文化財としての価値をより明確にすることを目指しています。
こうした民具調査の成果は、『稲城市の民具 第6集』(仮)として刊行される予定です。その際はあらためてホームページでもご紹介します。






