016:「卒業研究 講評会」を開催しました
2016/01/29
大学4年間の集大成となる「卒業研究」の最終講評会を開催しました。
今年も、建築やインテリアを中心に、家具や陶器などのものづくりまで 『くらしの環境』にかかわる幅広いテーマに取り組んだ成果が完成しました。1年間各自のテーマと向き合いながら、研究・制作活動を進めてきた成果をプレゼンテーションし、先生方からの質疑や講評がありました。
大勢の後輩も参加し、先輩のプレゼンテーションを見つめていましたが、今後の課題や卒業研究に対して大いに参考になったのではないでしょうか。
また、今年度も学外での「卒業制作展」を開催します。2016年2月26日(金)から28日(日)まで、千代田区の旧練成中学校を利用して誕生したアートセンター「3331 Arts Chiyoda」で展示します。皆さまのご来場をお待ちしています。詳細はこちらのページをご覧ください。
優秀賞:岩崎茜さん「お伽話×学び」(インテリア)
- 私は童話の世界を模型や絵本、映像で表現するという目的で卒業制作を進めてきました。問題点を見つけては足踏みしてしまう事が何度もありましたが、先生方からのご指導の下、様々な意見を取り入れる事で新たな発見があり、常に新鮮な気持ちで取り組む事ができました。また、作品を完成させるという同じ目的を持った学科の皆が居てくれたことはとても心強かったです。感謝の気持ちでいっぱいです。
優秀賞:門岡未来さん「食卓~卓球からつながるコミュニケーション」(インテリア)
- 卒業制作を通して、デザインすることの難しさを改めて知りました。合評会では作品に対して先生方のご意見から、自分では思いつかない部分の指摘を頂き、作品の良さ、悪さを知ることで自身の作品を客観的に見ることができ、自分の足りない部分を知りました。作品を作るにあたりとても大変でしたが、多くの人の支えもあり無事完成することができ、嬉しく思っています。この課題で得たことを今後に活かしていけるよう頑張りたいと思います。
● 優秀賞:立川静香さん「活道~いきるみち~」(建築)
- 卒業制作のテーマを考えているとき、私が通っていた学校周辺の土地が面白い点と、通っていた時に感じていた疑問を改善したいという思いがあり今回の作品に至りました。卒業制作を通してやりたいことを形にして相手に伝えることの難しさや、最後まで課題と向き合う大変さを改めて感じました。中でも制作過程で自分の長所と短所を再認識できた部分や新しく発見できた部分があり、今後の自分にとって
大きな自信となりました。何より周りの支えがあり最後までやれたこと、本当に感謝しています。