010: 「卒業研究講評会」を開催しました
2014/01/23
大学4年間の集大成である「卒業研究」の最終講評会が開催されました。
1年を通して進めてきた各自のテーマによる研究・制作成果が完成し、熱いプレゼンテーションと講評が行われました。建築やインテリアを中心に、家具や陶器などのものづくりまで 『くらしの環境』にかかわる幅広いテーマの作品が揃いました。後輩も大勢参加し、先輩たちのプレゼンテーションを見守りながら、未来の自分の卒業研究テーマを模索していたようです。
そして、今年は最優秀賞が2名という結果になりました。1名は陶芸作品、そしてもう1名は建築作品です。早速、受賞者からコメントを寄せてもらいました。
最優秀賞:土田仁紀さん「にきねこ」(陶芸)
- 賞のことは考えずに楽しみながら制作をしていたので、そんな私が最優秀賞を取ったと聞き、とても驚きました。そしてこの賞は私1人の力だけでなく、指導して下さった先生方や、アドバイス・お話をしてくれた友達、支えてくれた家族…みんなが居たからこそ取れたものだと思っています。みんなに感謝しています。ありがとございました!
- 私の地元である「福島県いわき市」の課題に取り組んだ卒業制作は、私にとってとても難しく、何度も足踏みしてしまいました。しかし、私の大切な地元の問題だからこそ、最後までやり抜くことができたと感じています。卒業制作を通して、逃げることなく最後まで課題に向き合うことの大変さ、自分の考えを人に伝えることの難しさ、そして、周りの方々の支えの大きさなど、様々なことを再認識し、学ぶことが出来ました。
最優秀賞:松本昭穂さん「いわきで共に住む」(建築)
今年度も「卒業制作作品展」を開催します。2014年2月28日(金)から3月2日(日)まで、千代田区の旧練成中学校を利用して誕生したアートセンター「3331 Arts Chiyoda」で展示します。詳細はこちらのページをご覧ください。