第6回オープンキャンパス報告 ~「ニュースな新語」から世界を考える~

7月30日に行われた第6回オープンキャンパスでは、学科主任の鈴木眞先生による学科説明後、学生スタッフの自己紹介がありました。ついで国際政治が専門の、臼井実稲子先生による白熱模擬授業がおこなわれました。タイトルは「混迷する世界を15分で読み解く」です。

「ニュースな新語」をキーワードに、急速に変化する日本と世界を読み解いていきました。

まずは、キーワード。

  • 今年の流行語大賞候補となること間違いナシの「ポケノミクス」
  • 「Brexit (Britain 英国のEU離脱 exit)」は、今後世界史に残る言葉
  • まさかの「トランプ現象」

そして、これからの国際政治の課題として、
「脱格差社会」「脱不寛容社会」「脱ポピュリズム」が提示されました。
その上で、新たな民主主義のあり方、新たな資本主義のあり方を考えていくべきことを指摘し、「現状は変えられる!」「現状はBestではない。Betterな世界を作ろう!」という熱い提案がなされて、15分の模擬授業は終了しました。

来場の高校生に「少し難しかったですか?」と、お聞きしたところ・・・
「ニュースで聞いた言葉が、そういうこと!と、分かった。」
「日本と関係ないと思っていた事柄が、日本と実は繋がっていることを知り、興味深かった。」
「ニュースでは表面だけれど、その奥が見られて、面白かった」
との感想でした。
臼井先生の冷静な世界の読み解きと熱いメッセージが、みなさまに、ストレートに通じたようです。

ご来場、有難うございました。

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