国際文化学科の新任教員挨拶 No. 1 ~英語教育がご専門の中野達也先生~

はじめまして。今年度人文学部国際文化学科に着任しました、中野達也と申します。主に英語と教職課程の授業を担当します。

この3月までは公立中学校と高等学校の教員でした。最後は東京都立白鷗高等学校で高校3年生を卒業させてきたところです。今までは高校生を大学に送り出す立場にいましたが、今年からは高校から学生を受け入れる立場に変わるわけです。180度の転換です。とても新鮮な感覚です。

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英語指導についてはどうでしょう?この数年は、英語指導のゴールは大学入試でした。どうしたら生徒一人一人の夢を実現させることができるのかを考えて指導をしてきました。英語教育の世界には、コミュニケーション重視の授業は大学入試に通用しないという固定観念が根強く残っていますが、私はコミュニケーション重視の授業こそが大学受験に役立つという持論を持ってやってきましたし、その効果を身をもって体験しました。大学での英語教育のゴールは何かと言えば、多くの学生がコミュニケーション力を付けることやスキルを身に付けることを挙げています。これまでのゴールとこれからのゴールは一見異なりますが、英語指導の本質は変わらないだろうと考えています。できる限り多くの学生が英語を使って活動し、「英語の勉強って楽しいんだ」と思ってもらえるような授業をしたいと思っています。

そして、英検やTOEICなどの英語資格試験を取得したいと前向きに考えている学生がとても多いことを知りました。特に英検の指導はこれまでもかなり力を入れてやってきましたので、お手伝いできることは多々あります。遠慮せずに研究室に相談に来てください。
また教職課程では、教師という仕事の楽しさややりがいを伝え、一人でも多くの学生が教職を目指してくれるようになったらいいなと思っています。

中高では、学校内を歩き回り、多くの生徒たちと話をすることを楽しみにしていました。中学の給食はもちろんですが、高校でのランチタイムでも、生徒たちと一緒に食べることもしばしばありました。大学では今のところ学食で一人で食べていることが多いと思いますが、ぜひ声をかけてください。

どうぞよろしくお願いいたします。

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