「法務省法務資料室」訪問 〜平成25年 国際関係コース(福王ゼミ)研修〜

去る7月23日(火)に、「福王ゼミ」は、法務省の法務資料室を見学しました。ゼミとしては5年ぶりの、また前回同様に前期授業の補講期間を選んでの訪問となりました。低気圧の通過に伴うあいにくの土砂降りの中、期末試験と就職活動を縫って、3・4年生合わせて9名が参加しました。

  • バルコニーから
    バルコニーから

法務省赤レンガ庁舎は、旧司法省の建物として明治28年に完成したものであり、平成の復元によって国の重要文化財に指定されています。官庁訪問にふさわしく、ゼミ生はそれぞれが考えたフォーマルな服装で正門前に集まりました。

法務省資料展示室は、格調の高い「明治時代の旧司法大臣官舎大食堂(復元室)」と明治期の遺構が残された「レンガ壁の部屋」などからなり、司法の近代化と建築の近代化に関する史料が主に展示されています。また、「メッセージギャラリー室」では、2009年5月に始まった「裁判員制度」の紹介がなされており、諸外国の陪審制度や参審制度と比較した法廷モデルも展示してあります。詳細は「法務資料展示室HP」をご覧ください。

普段、教室の授業では触れられない「法」実務の一端について、法実務の現場と歴史的資料を通じて何かを感じとることのできた訪問でした。さらに、ゼミ生主催による懇親会の夕べに感謝しつつ、ゼミ生のこれからを期待して今回の報告といたします。今回の研修にあたり、ご案内いただきました法務省の方々には、心よりお礼申し上げます。

参加ゼミ生の感想から

  • 懇親会にて
    懇親会にて

国際文化学科教授 福王 守

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