【心理学科(設置届出済)】授業紹介:「心理学の基礎」卒業生が勤めている第一生命の皆さんから研修を受けました。
2024/07/18
「心理学の基礎」は、2年次の基礎教養クラスの位置付けで、大学生活2年目となる時期に改めて大学での学びとは何かということを見つめ直し、1年次よりもさらに主体性をもって学びを深めていくための基本的な技術と姿勢を養うことを目標とした講義です。特に、外部講師を招いて通常講義ではなかなか実施できないような内容を取り入れ、自身の進路についても具体的なイメージを持てるような内容にしています。※
6月27日に、第一生命保険株式会社首都圏営業本部に勤めている卒業生の久保田さんはじめ4名の方から、研修で行っているゲームや会社説明を受けました。ゲームは、第一生命が教育教材として開発した消費者教育・金融保険教育教材「ライフサイクルゲームⅢ~生涯設計のススメ~」で、いわゆる人生ゲームのようなものです。
このゲームは保険や金融に特化したものとはいえ、みんなでワイワイゲームをすることは、心理学実験や心理的アセスメント、心理学支援法でも用いられるロールプレイングや観察法、ナラティブアプローチなど心理学の学びに通じるものがあります。ゲームを始めるまでは、緊張していましたが、ゲームが進むにつれ、人生ゲームならではの面白さと同じで、みんな声を上げて楽しんでいました。さらにゲームの上位3人には記念品までいただくことができました。
最後に、オフィストレーナーの方から第一生命保険の会社説明を受けました。保険会社の説明中心ではありましたが、女性が多い職場ならではの説明中心でしたので、女性が働くことについて学生らにとって非常に参考になりました。また、保険会社の商品の多さや職種にも関心をもっていました。
以下に学生の感想の一部を掲載します。
- 人生ゲームのような形で、いろいろな保険であったり、家のお金の払い方の種類であったり、いままで知らなかったことを知ることができて、たのしく学ぶことができました。また、クイズのカードに書かれているのも、なんとなく知っているような気がしたけれども知らなかった情報が多くて、勉強になりました。iDecoも名前は知っていたけど、どういう保険なのか詳しく知らなかったので、よかったです。
- 自分のライフサイクルに応じて臨機応変に働けそうなイメージを抱きました。自分のやってみたい挑戦してみたい職種を希望したら異動できると聞いて、会社の利益だけではなく個人を応援してくれる素敵な会社というイメージも抱きました。
- 話を聞く前は、堅苦しいイメージがあり、自分とは疎遠だと感じていました。しかし、話を聞いていくうちに、そのイメージは崩され、もっと身近なものだったのだと実感させられました。それと同時に、なくてはならない、自分にとって必要不可欠なものだということに気付かされました。また機会があったら積極的に話を聞きたいと思いました。
- ※ 共創文化学部 心理学科(設置届出済)の前身である人間総合学群 心理学類の学びを紹介しています。