駒女生23名が陸前高田市でボランティア活動

11月15日(金)〜17日(日)、陸前高田市でボランティア活動を実施しました。
今回は、現地からの要望に応える形で、空間造形学科3年生が制作した木製プランターボックス20台を市内仮設保育施設2か所に寄贈しました。参加した大学生と短大生の有志23名は、現地でプランターへの花植え作業や、施設内の清掃作業を積極的に行いました。また、お花の苗や肥料代として、学園内で募った募金23,519円を直接お届けすることもできました。
学生たちは、現地の方々や子どもたちと直接触れ合い、よい出会いと学びを得た体験となったようです。
みなさまのあたたかいご支援に心より感謝いたします。ありがとうございました。

活動の様子

11月15日(金)23時、新宿西口を出発。

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車中ではボランティアに参加した動機を発表し、
皆の熱い想いを確認しました。

11月16日(土)9時、地域子育て支援センターあゆっこ到着。

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菅原先生(本学卒業生)の指導のもと、花植え作業を開始。

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施設内の掃除や、施設周りの草むしりも手分けして行いました。

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プランターの設置が完了。
プランターを制作した学生たちも笑顔の仕あがりになりました。

13時15分、広田保育園へ移動。

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花植えや園庭の掃除、教材作りのお手伝いなど、
すすんで自分たちができることに取り組みました。

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プランターを並べて作業終了。

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長野園長先生が震災時の状況を話してくださいました。
皆、真剣な表情に。

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プランターに興味津々の子どもたち。
子どもたちとのふれあいは、楽しい思い出になりました。

11月17日(日)8時、鈴木旅館での朝食。

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同じ時間を過ごした仲間たち。
いつの間にか穏やかな連帯感が生まれていました。

9時30分、市街地見学。

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今でも、震災の爪痕が残る現場を見て、各々感じるものがありました。

学生の感想

国際文化学科4年

被災地に初めて行き、自分の目で見ることができてとても良い経験になりました。現地の方々がとても良い方ばかりで、辛い経験をしたにもかかわらず明るく生活して頑張っている様子をみて、逆に励まされてしまいました。今回行ったことだけで終わらないように、被災地の様子、聞いたお話を周りの人たちに伝えて、また陸前高田市に来たいと思いました。
準備、運営ありがとうございました。4年生で社会人になる前に、とてもいい経験になりました!

空間造形学科3年

今回、自分で作ったプランターを自分で届けたい、現地を自分の目で感じたいと思い、参加しました。プランターは思った以上に喜んでもらえて、本当に嬉しかったです。被害のあった場所はまだ傷痕が生々しく残っていて、津波と地震の恐ろしさを物語っていました。現地の方の貴重なお話も聞くことができました。やはり実際に見聞きするほうが心に突き刺さる様に感じ、胸が痛みました。この気持ちを忘れないようにしようと思います。これで終わらず、次に繋げていきたいです。この企画に参加できて本当によかったです。ありがとうございました。

空間造形学科3年

プランター作り、そして、その受け渡し、という形で参加した今回の被災地ボランティアでしたが、想像以上の貴重な体験が出来ました。
広田保育園では実際に子供たちと触れ合い、子供たちの素直なプランターへの反応も見ることが出来ました。そして、広田保育園では実際に地震が起きたことで、 津波で大きな被害にあった沿岸の地域に住む方々の地震(津波)への恐怖というものを 、ほんの僅かだとは思いますが体験することが出来ました。

人間関係学科3年

今回空間造形の方々が作られたかわいいプランターが被災地の大人にも子どもにもよろこんでもらえて良かったです。長く使ってもらえたらうれしいなと思います。
また、短いツアーであったものの1人での参加に不安があったのですが、参加者の方と仲良くしてもらえて楽しかったです。こうして同じ学校に通っていながらも今まで関わりの無かった人達と知り合えたことはこのツアーの醍醐味でもある気がしました。
最後にこのツアーに参加させてもらえたことを嬉しく思います。

国際文化学科2年

私は今回、陸前高田でのボランティアに参加したことで多くのことを感じ、経験することができました。
地元である岩手で何か役に立ちたいという気持ちと現在の被災地の状況を自分の目で見てみたいという思いから参加しました。実際にボランティアをしてみると、子供たちの喜ぶ姿や地元の方の感謝の言葉に胸がいっぱいになりました。また、被災して変わり果てた環境の中でも、絆と感謝の気持ちを大切にしている地元の方の言葉からも大きな希望を感じました。今回、このようにボランティアを通して交流できたことはとても良い経験になりました。参加できて本当に良かったです。

空間造形学科2年

私は被災地の人たちのためになにか自分が役立てることがあるのではないかとボランティアに参加しました。 被災地に実際に足を運んだのは初めてで、テレビ画面上でしか見たことがなかった風景を実際に自分の目で見てとても心が痛くなりました。震災から2年半経った今でもまだ震災の痕が残っていてまだまだ復興は進み続けていかなくてはいけないんだと思いました。実際に足を運んで見てみないと知れないことがたくさんあるんだと学べました。
もっと被災地の人たちのことを知りたいと思えたのでまた今回のような機会があったら参加したいなと思います。

保育科2年

ボランティアで他学科の学生と共に作業が出来たこと、現地の方と作業を通して関われたこと、とても嬉しく思います。一緒に遊んでいた子ども達が喜ぶ姿を見て、あのようなプランターが子どもにとって魅力的であることを実感しました。子ども達や皆さんのうれしそうな表情を見ることができてよかったと思います。今後、それらを生かして保育をしていきたいなと感じました。
今回のボランティアに参加できたこと、とても良い経験になりました。ありがとうございました。

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