駒沢女子大学入門が始まりました。

駒沢女子大学入門は、本年度より開講された科目です。学園の歩みや教育の特色、立地している稲城地域の風土や歴史などの教室での学びのほか、学内の施設や自然散策、稲城市内の巡見なども行い、駒女生としてのアイデンティティの確立を目指す科目です。

授業も7名の教員が交替で担当し、スライドなどを交えて、時には校歌を全員で合唱するなど、駒沢女子大学を体で感じながら学びます。すでに、駒沢女子大学の建学の精神、教育の理念、学内の自然散策、初代学園長の山上曹源先生の生涯と教育に関する講義が行われました。

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ここで、いくつかの授業を紹介しておきましょう。

①初代学園長の山上曹源先生の生涯
(担当:鈴木眞先生)

初代学園長の山上曹源先生は、駒沢学園の母体ともなった昭和2年(1927)の駒沢高等女学院の設立で尽力され、翌3年に開校した駒沢高等女学校・駒沢家政女学校の校長に就任し、本学園の発展の礎を作られた先生です。山上先生は、明治の終わりにインドへ留学した経験のある国際感覚も持ち供えた人物でした。本学園とともに、駒澤大学の前身、曹洞宗大学教授、また駒澤大学学監・学長なども歴任しています。

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②駒女の自然散策

多摩丘陵の一角、駒女は緑に囲まれたキャンパスです。周りの森には、アカゲラやコジュケイなどの野鳥、タヌキといった野生動物、遺跡の発掘跡も残されている自然豊かな森です。この森にはトレッキングができるような遊歩道があって、日が傾き始めた木漏れ日の中をみんなで散策しました。

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今後、教室での講義の他、稲城市内の巡見も予定されています。この科目での学びを通じて、駒沢女子大学の学生として学んだことを誇りに、社会で活躍していただければと願っています。

2015年6月5日追記

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