永平寺報恩演能を鑑賞しました。

9月28日(木)に大本山永平寺で報恩演能が催されました。同窓会世話人準備会メンバー有志が参拝、鑑賞してきました。

午後7時の開演に先立ち、6時10分過ぎに、雲水さんが法堂まで先導してくださいました。法堂の中央、お釈迦様の前のスペースが能舞台です。電気が消され、7本の和蠟燭が灯されました。西田副監院老師のご挨拶に続き、公益社団法人 金沢能楽会 井戸理恵子様から禅と能の関係や演目についての解説をいただきました。井戸様の解説と報恩演能のパンフレットによると、「世阿弥」は曹洞宗補巌寺二世「竹窓智厳」に師事し、禅に影響を受けていたそうです。

演目は仕舞「天鼓」、能「羽衣」でした。蝋燭の灯りのもと、幽玄の美という表現がぴったりの時間、空間でした。時の過ぎるのが早く感じるほど、とても素晴らしいひと時でした。そのときの様子を10月7日(土)、8日(日)のりんどう祭でご紹介いたしました。

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