出会いと別れ、新たな道へ

佳作:福島 来夢

担当教員:茂木 弥生子

一般的に認知度や関心が低い保護犬施設に着目し、家族をなくして行き場をなくした犬が新たな家族と出会える場を提供しつつ、多くの人に興味・関心を持ってもらえるような保護施設を提案する。ペットを飼っている人が多い、地元の成城学園前駅前を計画敷地とし、カフェとトリミングサロンを併設した複合施設を提案する。

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学生による作品紹介

担当教員講評

保護犬をもっと身近な存在として知ってほしいという福島さんの思いをかたちにした提案である。犬と暮らす人が多い成城学園前の日常の中で保護犬を知り、地域の一員として迎え入れ、そして家族になる過程をつくりだしている。回遊できる空間構成により散策しながら犬の活動を垣間見ることができる。犬の目線や快適温度等を体験できるスペースも興味深い。多様性を認め合い、人も犬もみなが共存できる空間の心地良さが伝わってくる。

(評/茂木 弥生子)


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