歴史・民俗系の博物館の学芸員に必要な知識の修得と技能の育成を目指します
地域に伝わる資料を適切に保存・活用して、地域社会や町づくりに貢献できる学芸員を養成します。
博物館学芸員養成課程とは
学芸員とは、博物館において資料の収集、整理・保存、調査・研究、展示・教育を担当する専門職員で、博物館法で定められた国家資格が必要となります。博物館学芸員養成課程は、博物館学芸員資格の取得を目指す資格課程です。
本学の博物館学芸員養成課程の理念
博物館といっても、歴史資料館・美術館といった人文系の博物館から、科学館・動植物園といった自然系の博物館まで、その種類はさまざまです。本学では、人間総合学群の学生に対して、博物館学芸員養成課程が開講されています。人文学を基礎とする人間総合学群の専門分野の特徴から、本学の博物館学芸員養成課程は、人文系の博物館の中でも、特に歴史・民俗系の博物館の学芸員に必要な知識の修得と技能の育成を目指しています。地域に伝わる資料を適切に保存・活用して、地域社会や町づくりに貢献できる学芸員を養成することが、本課程の理念です。
地域連携の取り組み
本学の博物館学芸員養成課程担当教員と履修生の有志は、東京都稲城市の文化財調査員・調査補助員として資料目録の作成や報告書の発行、「稲城市デジタルアーカイブズ市民会議」の協力団体として稲城市デジタルアーカイブズの構築に携わるなど、さまざまな地域連携の取り組みを行っています。
関連発行物の紹介
教育部生涯学習課編『稲城市文化財調査報告書第27集 稲城市の古文書(三)』(稲城市教育委員会、2023年)