005:「つどうかたち」のプレゼンテーションと投票会をおこないました。
2015/06/19
去る6月9日、稲城市や地元坂浜から多くの関係者をお迎えし、住空間デザイン学科3年生が課題で取り組んでいる地域貢献活動としてのものづくり「つどうかたち」のデザインプレゼンテーションと投票会をおこないました。
伊藤稲城市副市長にもご挨拶を戴きました。
大勢の来賓の前でのプレゼンテーション
この課題は、「家具デザインⅢ」の授業で4年前からプロボノとして取り組んでいるものです。プロボノ(Pro bono)とは、さまざまな分野の専門家が、職業上持っている知識や経験を活かして社会貢献するボランティア活動のことをいいます。
(Wikipediaより https://ja.wikipedia.org/wiki/プロボノ )
住空間デザイン学科でも、授業で身に付ける専門性を生かしながら様々な地域貢献活動をおこなっていますが、この「つどうかたち」の制作も、大学のある稲城市において市民が「つどう」ことで新しいコミュニケーションを促すようなデザインを考え、そして実際に制作し使ってもらってそこに新たな人々のつながりが生まれたかどうか検証することを目的としています。
審査風景
当日は稲城市から伊藤副市長をはじめ教育長や公園担当者、また地元坂浜自治会長や大学からは冨士原副学長や学生部長など多くの方々にご参加戴き、学生たちからのデザインプレゼンテーションの後、全員で投票して2つの作品を選んでいただきました。
今年は、稲城中央公園と上谷戸緑地公園の緑地体験学習館水車小屋近くの広場2ヶ所に設置する予定で、中央公園に牛尾春来さん、上谷戸緑地体験学習館に石井彩さんのデザインが選ばれました。今後は、2つのグループに分かれて7月末の完成を目指して制作に入ります。素晴らしい作品が出来上がることをぜひ期待していてください。
学生の感想
- 21314003 石井 彩
今回、私のベンチが選抜され大変嬉しく思います。ベンチを考えていく中でどのような形が良いか、座ってもらう人たちに納得のいくベンチにはどうすれば良いか、と様々な思いがありました。グループでのベンチ制作なので力を合わせ、ベンチ制作に取り組んでいきたいと思っています。 - 21314005 牛尾 春来
この度、稲城中央公園のほうに私が考えたベンチを置かせていただくことになり、大変嬉しく思っています。私が考えたベンチは、ゆらゆらと木々の揺れをイメージしたいと思い、座るところを波打つような形にしてみました。大人から子供まで楽しんで座れるような、そんなベンチができるように頑張って制作していきたいと思います。