学生相談室・学生支援課共催で、教職員対象の研修会が開催されました。

2021年2月18日(木)から2021年3月4日(木)まで、学生相談室・学生支援課共催の2020年度研修会(FD/SD研修会)が開催されました。
東京都における2度目の緊急事態宣言を受け、2020年度研修会は会場に一堂に会することを避けて、オンラインでの開催となりました。オンライン開催につきましては、上記の開催期間中に、教職員が各自で動画を視聴するオンデマンド形式を採用いたしました。また、研修会の実施後のアンケートは、オンラインフォームを設けるなど、新型コロナウイルス感染症拡大防止に努めながら、研修会の有意義な実施方法を探りつつの開催となりました。

今回のテーマは「遠隔授業下における学生支援」と題し、最初に学生相談室の藤城有美子先生より、本学で全学生に実施しているメンタルヘルスチェックの結果についてご紹介いただきました。続いて、学修支援センターの橋本衆宝先生より、コロナ禍における学生の学修状況や、遠隔授業下での学修支援の重要な点を発表していただきました。次いで、進路総合センターの河内秀雄氏より、コロナ禍の進路支援の課題についてご紹介いただきました。保健室からは、藤井亜季先生より遠隔授業下での学生の生活リズムの変化や、入構制限中の保健室の役割と課題について共有していただきました。最後に、学生相談室の浅川恵理先生より、2020年度の学生相談室の利用状況および相談内容の特徴、そして次年度に向けた学生相談室の課題をご紹介いただきました。

新型コロナウイルス感染症により遠隔授業の実施が余儀なくされる中、学生がおかれている状況や、学生が感じている不安や困難さを改めて認識する機会となりました。また、各部署における学生支援の課題を教職員全体で共有する大変貴重な研修会となりました。

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