駒沢女子大学入門 稲城の自然と文化にふれて

今年も駒沢女子大学入門では、平成27年(2015)6月6日(土)に稲城市内の巡見を行いました。当日は、晴天にも恵まれ、学校近くの坂浜にある真言宗の高勝寺、その後、三沢川沿いの遊歩道を歩き、京王稲城駅から一駅電車に乗り、京王よみうりランド駅から徒歩にて三沢川沿いにある穴澤天神社を訪ねました。

高勝寺では、本堂にてご住職より同寺の歴史や文化財、さらに境内にある東京都指定天然記念物となっているカヤの木、さらに京王相模原線の開通にともない同寺の本堂や山門の向きが反対になってしまったなどの高勝寺ならではの説明がありました。その後、境内や本堂裏にあるカヤ木を見学して、もともとの参道入り口にあった六地蔵を見学して、鶴川街道や三沢川沿いの遊歩道を散策しながら京王稲城駅まで行きました。

  • 高勝寺の本堂にて
    高勝寺の本堂にて
  • 高勝寺の六地蔵
    高勝寺の六地蔵

京王稲城駅から京王よみうりランド駅まで電車に乗り、その後、徒歩にて穴澤天神社へ向かいました。同社では、本殿の前にて参加者の健康や安全を祈るお祓いをしていただき、その後、禰宜の山本先生より同社の歴史や国指定重要無形文化財に登録されている「山本頼信社中 江戸の里神楽」について、丁寧な説明がありました。さらに、本来大祭でしか見ることのできない神楽を、特別に神楽殿で上演いただきました。見学した学生にとっても、通常の教室での授業では得られない貴重な体験になったと思います。参加した学生の感激もさめやらぬまま、この巡見を終えることになりました。

  • 穴澤天神社 禰宜の山本先生からのお話し
    穴澤天神社 禰宜の山本先生からのお話し
  • 穴澤天神社 神楽殿での上演
    穴澤天神社 神楽殿での上演

このように、今回の巡見では、日頃、教室での授業では体験できない、稲城市内の貴重な文化財や伝統芸能、自然を体感できる巡見でした。

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