【学修支援センター】新大学生の始業前学修をサポートしました。

学修支援センターでは、緊急事態宣言の発令下、安藤学長の方針を受け、遠隔授業の準備期間(4月中旬~5月下旬)に、新入生を対象に「始業前学修」のプログラムを実施しました。想定外のスタートとなりましたが、新入生の皆さんが、大学で学ぶための「準備」として不可欠な内容に絞り、課題を設定しました。一つは、志向する専門分野の「入門書」を読み、自己の興味・関心の所在や問題意識を確認することです。二つめは、英語の「基礎・基本」の定着度を点検し、実践的な英語学修に向かう「きっかけ」を作ることです。新入生個々の学修環境を考慮し、参加は「任意」としましたが、予想以上に多数の新入生がプログラムに参加してくれました。学内のActive! mailでの送受信やパソコンの不慣れな操作にもめげず、真摯に学修する「新大学生」の姿勢が伝わってきました。
以下、簡単に参加状況の報告をいたします。

学修支援センター所長 橋本衆宝

新入生・始業前学修プログラム

課題1 推薦図書 (学類・専攻、学部、科別に推薦 計30冊より)を読書し、コメント提出

対象 全新入生
結果 コメントの提出率 83.8%

推薦図書は「新書」の類が多く、「入門書」と言っても、「新大学生」には難度の高いものも含まれていました。しかし、一冊の本を再読したり、幅広く何冊も読んだりする人が多数いました。読了後のコメントも、記述スペースにびっしり記入されているものが多く、自分の「想いや考え」を自分の「精一杯の語彙」で表現していることが読み取れました。

など、「読むこと」を通して、大学生活を展望する「きっかけ」になったという声が届きました。

課題2 英語の基礎力(文法・語彙・表現・読解)ドリル演習

対象 一般入試・センター入試、留学生入試利用の入学者
(※別途入学者は1月末に修了)
結果 「演習」提出率 77.9%

課題3 英語「TOEIC・文法」演習

対象 全新入生
結果 「演習」提出率 87.4%

英語課題の解説授業(GSEにて2回実施)

対象 1回目(人間健康・看護・保育の課題提出者)
2回目(全新入生の課題提出者)
結果 授業参加率 52.4%

参加者の感想

授業の感想を教えてください
1.楽しかった 72.1%
2.まあまあ楽しかった 25.6%
3.あまり楽しくなかった 2.3%
4.つまらなかった 0%
授業は英語学習に役立ちましたか
1.役に立った 86.8%
2.まあまあ役に立った 12.4%
3.あまり役に立たなかった 0.8%
4.役に立たなかった 0%

など、参加者から肯定的な感想が多数、寄せられました。

学修支援センターはテーラーメイド教育をきめ細かくサポートします

当センターは、本学の推進するテーラーメイド教育の一環として、基礎学力の養成と個々の学生のニーズに対応する学修支援を丁寧に行っています。前期は、すべて「遠隔授業」で実施することになりましたので、当センターの学修支援サービスも「GSE(Classroom)」、「Active! mail」などを利用し、「遠隔対応」にて実施いたします。

当センターの主たる学修支援サービスは、以下の6点です。

  1. 学修・進路ニーズ対応の「学力」養成講座
  2. 国・数・理・英個別指導
  3. 資格検定及び対策
  4. SPI筆記試験対策
  5. 学修・教職相談
  6. 教職ボランティアの支援

折からの状況下、学生の「健康・安全」が第一義です。したがって、当面、「対面」による指導は実施いたしません。しかし、当センターは、「新たな方法」を活用しながら、皆さんが目標とする学修や進路の実現に向けて、丁寧に支援したいと考えております。
上記のサービスにつきまして、通常とは異なる対応をしております。また、現在、資格・検定試験は、主催者より延期または中止の連絡を受けております。今後の予定および各種の「講座」「授業」の案内は、「KOMAJOポータル」で行っております。適宜ご確認のうえ、当センターにお問い合わせください。

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