【学長メッセージ】大学・短期大学における遠隔授業について

学生の皆さんへ

政府の緊急事態宣言の後も東京都では日々感染者数が増大しており、事態がますます深刻化しています。学生の皆さんも今後の学生生活に不安を覚えておられることでしょう。先日、本学のホームページ上にて、本学の授業開始日をさらに延期して5月18日とさせていただきました。しかし、このようにしても感染症がその頃に収束しているという保証はありません。

もし、このような危機的状況の中で授業を開始するならば、学生の皆さんが大学へ通学する途上、公共交通機関の密集した危険な環境にさらされることになります。また、授業では教室の座席と座席の間隔を空ける方策(ソーシャル・ディスタンシング)をとりますと、履修登録をした学生の座席を確保できない可能性も出てきます。

こうした現状をふまえ、本学としては、まず学生の皆さんの安全を最優先とし、危険な状況におかないという大前提のもと、前期の授業は原則として遠隔授業を実施することを基本方針とさせていただきます。これは感染拡大にある現状に対する対応策であって、感染症が収束し安全が確保できるまでの措置です。

さて遠隔授業になりますと、インターネットができる環境を皆さんがご自宅、ご実家等において整えていただくことが必要となります。これは皆さんの安全確保を最優先とする方針の下での方策として、どうかご理解いただきますようお願いいたします。

今後本学から遠隔授業に関する重要な情報はKOMAJOポータル(学内Webサイト)に掲載されますので、随時チェックしてください。

特に新入生の皆さんにお伝えいたします。このKOMAJOポータルには、Webメール機能が備えられており、これによって教員から連絡することもあります。これは重要な連絡事項や遠隔授業を受けるために不可欠なコミュニケーションツールです。KOMAJOポータルについての説明は、大学から皆さんご自宅宛てに郵送された『学生生活ガイド2020』に記されています。これを参考にしてKOMAJOポータルに入ってみてください。今後皆さんはさまざまな情報や連絡などを受ける際に使用することになります。パソコン、スマートフォン、どちらでもみることができますので、ご活用ください。

現在、遠隔授業を具体的にどのように実施するかを検討中です。本来ならば、こうした具体的な実施方法を提示してからお知らせすべきですが、めまぐるしく変化する状況の中、まずは遠隔授業をするという基本方針をお伝えし、4月24日を目処に実施方法をまとめ、その方法をKOMAJOポータル上にて改めてお伝えいたします。

学長 安藤嘉則

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