人文学部に「福祉のまちづくり功労者に対する知事感謝状」が授与されました。
2014/01/09
12月20日に東京都庁第一本庁舎で第62回東京都社会福祉大会が開催され、人文学部空間造形学科の学生が制作した手作りベンチの稲城市内各所への寄贈に対して、「高齢者等の外出の機会の創出に寄与した」として、都内4団体とともに知事感謝状を贈呈されました。
これまでに稲城市内の団地敷地内、バス停、道路などのオープンスペース8箇所に設置されたベンチは、榎本文夫教授担当の「インテリアプロダクト研究」の実習授業内で、デザインから制作まで空間造形学科の3年生が手がけました。稲城市の公共の場においてふさわしい形を考えて設計されたベンチは、市民に休憩・交流の場を提供していると、稲城市からご推薦いただきました。
表彰式には、榎本教授と制作にあたった3年生6名が臨席し、喜びを分かち合いました。以下に学生の感想を記します。
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今回授業の一貫でベンチを提供させていただきましたが、こんなに大きな場所で表彰されるなんて思ってもいませんでした。この場所に相応しいものを提供できたかどうかが不安ですが、過去の作品を振り返り反省するいい機会になりました。 (村上友理)
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今回素晴らしい式典に招待していただき、とても光栄です。このような貴重な経験ができたのは推薦してくださった稲城市の方々や先生方、共に制作した友人達のお陰です。ありがとうございました。 (原真依佳)
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社会福祉大会というものがあることを、今日初めて知りました。「つどうかたち」を授業の一環で制作していましたが、今回、大会に参加させていただき改めて自分が関わったものが役に立ったんだなと実感でき嬉しく思いました。また、駒沢女子の伝統と稲城市との繋がりとしてこの活動が続いてほしいなと思います。 (松村 美郷)
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ものづくりを通して、様々な方と関われる機会があって良かったなと、改めて感じる事ができました。今後もこのような経験を生かして、活動していきたいと思いました。 (尾崎光)
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市民の人たちに親しまれるベンチであってほしいと願って制作したものがまちづくりの新たな一歩に繋がっていたことに驚き、この活動がこれからも続くと嬉しいです!表彰されたことも認めてもらえたと思い嬉しかったです。 (加藤里奈)
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自分たちでデザインし製作を行ったベンチが実際に人の助けになる形で使用され、それにより都知事より感謝状を頂けたことはとても嬉しく感じます。 (山田 遥)