地域貢献ボランティア・子どもの遊び場「わくわく広場」を開催しました。

2019年2月23日(土)、稲城市福祉センターにて、子どもの遊び場「わくわく広場」(主催:駒沢女子大学・短期大学 協力:稲城市社会福祉協議会)を開催しました。当日は、たくさんのご家族(大人54名,子ども53名)が来場し、大盛況のうちに終了しました。※

  • 「わくわく広場」の会場(稲城市福祉センター2階)
    「わくわく広場」の会場(稲城市福祉センター2階)
  • 花紙を丸めて作るアイスクリーム屋さん
    花紙を丸めて作るアイスクリーム屋さん

この活動は、短期大学の開設科目「ボランティア実習」を履修している保育科2年生5名が企画したものです。「自分たちが学んだことを活かしたボランティアをしたい」という思いを胸に、まず、地域の子ども・子育て支援のニーズを調べ、子どもたちやその家族が楽しめる遊び場提供の活動を考えました。そして、会場探しから遊び場の設定、チラシの作成や材料準備まで、学生が主体となって準備を進めました。

  • 輪ゴムの力を使って飛ばす紙コップロケット工場
    輪ゴムの力を使って飛ばす紙コップロケット工場
  • ドッキドキの輪投げゲーム(時計塔の段ボールオブジェを活用した輪投げゲーム)
    ドッキドキの輪投げゲーム
    (時計塔の段ボールオブジェを活用した輪投げゲーム)

当日は、①製作遊び(アイスクリーム屋さん、お弁当屋さん、紙コップロケット工場)、②ゲーム(輪投げ)、③読み聞かせ(絵本やパネルシアター)のコーナーを設け、それぞれに学生が入り、来場した子どもたちと一緒に遊びました。子どもたちやそのご家族が楽しそうに遊んでいる様子に、保育科の学生たちも自然と笑みがこぼれます。準備段階から共に活動づくりを進めてきた併設大学・人間総合学群の1年生5名は、はじめは緊張している様子でしたが、子どもたちとかかわるにつれて、次第にあたたかな表情へと変わっていきました。参加したご家族からは、「このような活動を企画してくれてありがとう」や「月に2回ぐらい開催してほしい」などの感謝や励ましの言葉をたくさん頂きました。

  • 子どもたちも大盛り上がりのパネルシアター上演
    子どもたちも大盛り上がりのパネルシアター上演

このような地域貢献のボランティア活動を通して、様々な人とかかわり、感謝される経験は、学生の意欲を高め、コミュニケーション力や思いやりの気持ちを育みます。また、地域住民のニーズに基づき活動を作り出す経験は、問題解決力や創造力を高めるとも言われています。誰かの指示を受けるのではなく、学生たちが自分で考え判断し、伸び伸び・生き生きと活動している姿を見て、学生主体のボランティア活動の素晴らしさを改めて実感することができました。

※本活動は、国際ソロプチミスト稲城の寄付金をもとに実施・運営されました。

(文責:古屋 真)

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