アドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針 大学 人文学部 平成29年度入学者まで)

駒沢女子大学人文学部では、建学の精神、教育の理念を理解し、入学までに次のようなことを身につけている人を求めています。

  1. 身の回りの自然・社会・人間について基本的な知識を有している。
  2. 他者と交流し、多くの人とともに生きる姿勢をそなえている。
  3. 他者の書いた文章を読み、自分なりの言葉で内容をまとめることができる。
  4. 自分が関心を持つ教科・科目について、さらに学ぼうとする意欲を有している。

日本文化学科

日本文化学科では、入学までに次のようなことを身につけている人を求めています。

  1. 言葉に関心があり、人とのコミュニケーションをとることができる。
  2. 日本の文化や歴史に関する基礎的な知識を有している。
  3. 日本の文学や言葉に関する基礎的な知識を有している。
  4. 高校の国語、地理歴史について、学んだ内容とその魅力について説明できる。
高校での学習について

日本文化学科を志望する皆さんには、教科「国語」「地理歴史(日本史)」などの内容にふだんから親しみ、日本文化にかかわるさまざまなジャンルの文章に触れておくことをお勧めします。また、書物から得る知識ばかりでなく、各自の暮らす地域の伝統文化に接し、各種の博物館・美術館などに足を運ぶなど、実社会の文化に興味関心を持つことも有意義です。また、多種多様な日本の文化を学ぶために、日常の生活文化にも興味を持ってほしいと考えています。

国際文化学科

国際文化学科では、入学までに次のようなことを身につけている人を求めています。

  1. 世界の文化・歴史・社会に関する基礎的な知識を有している。
  2. 外国語に関心があり、コミュニケーション力の向上に意欲がある。
  3. 国際関係・観光文化に関心があり、国際的な業務に携わりたいという意思がある。
  4. 高校の外国語・地理歴史・公民などの科目に関心があり、その魅力について説明できる。
高校での学習について

国際文化学科を志望する皆さんには、「国語」「外国語」などの内容に親しみ、「公民(現代社会)(政治・経済)」「地理歴史(日本史)(世界史)(地理)」「芸術(美術)」などへの関心があることをお勧めします。また、書物から得る知識だけではなく、自分が暮らしている国や地域の特徴など実社会での生活のありように興味関心を持つことが必要です。世界の多様な価値観を理解するためには、自分の価値観がどのようなものに根差しているのか、自分への興味関心を通して、世界に目を向けてほしいと思います。

人間関係学科

人間関係学科では、入学までに次のようなことを身につけている人を求めています。

  1. 自分自身とそれをとりまく社会について関心を有している
  2. 読む・書く・聴く・話すなどの基本技能を身につけている
  3. 年齢、性別、文化を超えて多様な人々とコミュニケーションをとる意欲がある
  4. 「国語」「地理歴史(世界史、日本史、地理のいずれか)」「公民(現代社会、倫理、政治・経済のいずれか)」「情報」などの科目に親しんでいる
高校での学習について

広く「人間」について興味があり、自分自身の視野を拡げることに関心と意欲をもっていることが求められます。そのために、教科「国語」「地理歴史(世界史、日本史、地理のいずれか)」「公民(現代社会、倫理、政治・経済のいずれか)」「情報」などの内容に親しみ、大学での学びの土台となる、読む・書く・聴く・話すなどの基礎的学力を身につけていることが期待されます。入学者選抜では、それらの達成度と潜在的可能性を多元的な尺度により評価します。

心理学科

心理学科では、入学までに次のようなことを身につけている人を求めています。

  1. 人の心理に興味があり、社会と人間について基本的な知識を有している。
  2. 他者と交流し、多くの人とともに協働的に活動する姿勢をそなえている。
  3. 基本的な資料や文献・書籍を読み、自分なりの言葉で内容をまとめることができる。
  4. 現代社会の諸問題や現象に対して、心理学の専門的知識と方法論を学ぼうとする意欲を有している。
高校での学習について

心理学は人間の「こころ」を対象にした学問領域です。私たちの周囲にあるものはすべてその「こころ」の働きが何らかの形でかかわっているといっても良いでしょう。ですから何に対しても探求する気持ちを持ち、想像力を豊かにしてものごとに接することを心掛けましょう。具体的な科目としては、人間のさまざまな感情の動きが表現された文学や芸術作品に触れる「国語」や「美術」、「音楽」、外国の人々の精神文化を理解するための「外国語(特に英語)」、社会や組織の問題を対象にした「現代社会」、そして心身の健康を促進する「保健体育」、「体育」などに積極的に取り組んでみると良いでしょう。

住空間デザイン学科

住空間デザイン学科では、入学までに次のようなことを身につけている人を求めています。

  1. 建築、インテリアのデザインやものづくりなどに興味がある。
  2. 好奇心を持って物事に取り組み、目標に向かって努力できる。
  3. コミュニケーション力を高め、将来社会に貢献する意欲がある。
  4. 読解力や記述力の基本を有している。
高校での学習について

住空間デザイン学科を志望する皆さんには、教科「国語」「情報」などの内容にふだんから親しみ、読む、書く、発表などに必要な基礎力を身につけておくこと、問題や課題を整理し表現するために情報機器等を積極的に活用することをお勧めします。 また、少子高齢化から地球環境など私たちを取り巻く問題や、住まいやくらしなどに興味を持ってほしいと考えています。

メディア表現学科

メディア表現学科では、入学までに次のようなことを身につけている人を求めています。

  1. さまざまなメディアを通じた情報表現に関心があり、夢を実現し、社会で生かしていきたいと考えている。
  2. 各種メディアを通じて表現されている作品について基礎的な知識を有している。
  3. 各種メディアの原理や仕組みについて基礎的な知識を有している。
  4. 関心ある分野の魅力について、高校までの学習内容に関連付けて説明できる。
高校での学習について

メディア表現学科を志望する皆さんには、教科「情報」「芸術(音楽、美術)」などの内容にふだんから親しみ、情報表現にかかわるさまざまなジャンルの文章に触れておくことをお勧めします。また、テレビやマンガなど特定のメディアだけではなく、日常にある広告に目を向けたり、映画館に足を運んだりするなど、さまざまな表現に興味を持つことも有意義です。また、多種多様な情報表現を学ぶために、ワードやエクセルなどのビジネス系ソフトにも慣れておくとよいでしょう。