みちびき あまねく －子育て支援施設と地域相互扶助の場の提案－
最優秀賞：山木 智絵
担当教員：茂木 弥生子
横浜市南区の地域特性から、子育て支援施設と地域相互扶助の場を計画する。子育て支援施設の利用が少ない一人親世帯、生活困窮家庭、外国人親子に着目をし、誰でも訪れやすく、多くの人に広く認知され身近な存在になる空間を提案する。
画像クリックでPDFを表示
画像クリックでPDFを表示
- 画像タップでPDFを表示
- 画像タップでPDFを表示
学生による作品紹介
担当教員講評
多様な立場の人々が暮らす環境をポジティブに捉え、山木さん自身が幼少期から体感してきた相互扶助の考え方が根幹にある意欲的な提案である。水平方向に広がる壁や植栽により異なる機能の空間へとゆるやかに導かれ、屋根の高さが変化し、吹抜けを介して視線や動線がつながることで豊かな空間がデザインされている。この建物にそっと誘われ、優しく受け止めてもらい、楽しさも発見できる、そんな地域の拠点になることが期待できる。
（評／茂木 弥生子）