8月9日(土) 体験授業 「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」と「栄養・運動療法(臨床栄養学)」

田中弥生

本学科教授の田中弥生先生(管理栄養士、NST専門療法士)が「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」と「栄養・運動療法(臨床栄養学)」というテーマで体験授業を行いました。

日本整形外科学会が、2007年(平成19年)に提唱されたロコモティブシンドローム(locomotive syndrome)は、運動器の障害により要支援・要介護のリスクの高い状態になることを言い、最近では国民病とされています。
運動器の障害の原因の一つに「加齢による運動器機能不全」があります。それは加齢による運動不足などにより、筋力低下、持久力低下、運動速度の低下、バランス能力の低下となり、身体の活動量が減少します。そのため、容易に転倒しやすくなり、いずれは「ねたきり」や「要介護」状態となります。
「健康寿命の延伸」と「生活機能低下の防止」を心掛けるには、ロコモティブシンドロームを回避するよう、運動や食事による予防や早期発見・早期治療が重要です。
そこで今回は、ロコモティブシンドロームとは何か、その予防のための継続的に実践できる食事療法と運動療法を説明し、運動と栄養の大切さを学びます。

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