取得可能な資格

管理栄養士国家試験受験資格

管理栄養士国家試験受験資格に必要な専門科目はすべて卒業必修科目となっていますので、卒業要件を満たすことにより管理栄養士国家試験受験資格が得られます。卒業年度の3月に実施される管理栄養士国家試験に合格すると、管理栄養士の免許を取得することができます。

管理栄養士は、病院、福祉施設、学校、保健所、事業所等で、人々の健康を保持増進するための高度な栄養指導や健康管理を行っています。特に病院においては、医師、看護師、薬剤師等とともに行うチーム医療の大切さが認識されており、高度な専門知識をもつ管理栄養士の活躍に期待が高まっています。

健康栄養学科では「国家試験準備室」を設置しています。「国家試験準備室」では、国家試験対策講座の企画や、学外模試の案内、学内模試の実施などを通じて管理栄養士国家試験の受験準備をサポートしています。学生一人ひとりの成績の管理や分析を行い、適切なアドバイスを行うなど、きめ細かな支援を行っています。

栄養士

栄養士の資格に必要な専門科目はすべて卒業必修科目となっていますので、卒業要件を満たすことにより栄養士の免許が得られます。

栄養士は、学校、給食センター、保育所、事業所、病院等の集団給食施設において給食の計画や献立の作成等を行い、また栄養指導に携わることにより、食生活を通して人々の健康の維持増進や疾病予防に寄与しています。

食品衛生管理者、食品衛生監視員(任用資格)

食品衛生管理者および食品衛生監視員の任用資格を取得するために必要な科目は、すべて卒業必修科目となっています。そのため、本学科を卒業することにより、それぞれの任用資格の要件を満たします。

食品衛生管理者は、乳製品や食肉、油脂などを製造・加工する工場などで衛生管理を行うために置くことが義務付けられている国家資格です。また、食品衛生監視員は、保健所や検疫所などで食品衛生に関する監視や調査、指導を行う公務員です。いずれも任用資格ですので、その職務に任命されて初めて効力を発揮する資格です。

社会福祉主事(任用資格)

社会福祉主事の任用資格を取得するために必要な科目は、すべて卒業必修科目となっています。そのため、本学科を卒業することにより、社会福祉主事の資格要件を満たします。

社会福祉主事は、福祉事務所や社会福祉施設等において社会福祉法に定める援護または更生の措置に関する事務を行う公務員です。任用資格ですので、その職務に任命されて初めて効力を発揮する資格です。

フードスペシャリスト・専門フードスペシャリスト資格認定試験受験資格

必須科目のほかに、「フードスペシャリスト論」、「フードコーディネート論」、「官能評価論」および「食品流通論」の4科目の選択科目について単位を取得することにより、受験資格が得られます。3年次または4年次の12月に行われる試験に合格すると、卒業と同時にフードスペシャリスト・専門フードスペシャリストの資格を取得することができます。

フードスペシャリストは、豊かで安全かつバランスのとれた「食」を消費者に提案する「食」の専門職です。食品の役割を単に「栄養」としてとらえるだけでなく、「おいしさ」、「楽しさ」、「もてなし」の観点も重視することにより、製造、流通、小売、外食といった食品産業の様々なシーンで活躍できます。管理栄養士とは異なる視点から「食」をとらえる勉強にもなります。専門フードスペシャリスト(食品開発)資格および専門フードスペシャリスト(食品流通・サービス)資格は、専門性や実用性をより高めた資格です。

主な進路と将来のスキルアップ

病院

病院や診療所において傷病者の栄養管理や栄養食事指導を行い、病気の治療、再発防止、合併症予防などに貢献します。医師や看護師、薬剤師等とともに傷病者の治療を行う「チーム医療」の一員として、大きな役割が期待されています。
管理栄養士として病院に勤務し一定の条件を満たせば、「日本糖尿病療養指導士(CDEJ)」や「病態栄養認定管理栄養士」、「栄養サポートチーム(NST)専門療法士」などの資格にも挑戦できます。また、生活習慣病やメタボリックシンドローム予防のための運動指導を行う「健康運動指導士」の資格も、病院での管理栄養士業務に役立ちます。この「健康運動指導士」の資格を取得するためには、事前に養成講習会を受講した後に認定試験を受験しますが、管理栄養士の場合は養成講習会で取得すべき単位数が減免されるため有利です。

福祉施設(保育園を含む)

乳幼児、高齢者、障害者を対象とした福祉施設において、個々の入所者の栄養状態を適切にアセスメントし、栄養管理を行います。
管理栄養士または栄養士として社会福祉施設での実務経験を5年以上積むと、「ケアマネジャー試験(介護支援専門員実務研修受講試験)」の受験資格が得られます。また、「健康運動指導士」の資格も役立ちます。

事業所・学校・福利厚生施設

事業所や寮などの産業給食施設、学生食堂や学生寮などにおいて、勤労者や学生の栄養管理や健康管理を行います。また、スポーツ施設やフィットネスクラブ等の施設利用者への栄養指導も対象となります。
管理栄養士(あるいは労働者に対する栄養指導の実務経験を2年以上有する栄養士)は、所定の講習会を受講することにより「産業栄養指導担当者」の資格を得ることができます。また、職場によっては公認スポーツ栄養士資格の取得が役立つ場合もあります。

食品関連会社

各種の食品会社において、品質管理やメニュー開発、商品開発等を行います。商品としての食品を広い視点からとらえる必要があるため、管理栄養士免許に加えてフードスペシャリスト資格を取得しておくと役立ちます。また、「食品加工学」や「食品開発論」などの選択科目も取得しておくことを推奨します。

調剤薬局・ドラッグストア

薬局やドラッグストアなどでの栄養相談を担当します。特に病気にかかった人や高齢者への食事のアドバイス、機能性食品の働き、食事と薬剤との関わりなどを説明するときに、管理栄養士の知識が必要とされます。