8月2日(土) 体験授業 栄養アセスメントからわかることとは?(応用栄養学)

三浦麻子

本学科専任講師の三浦麻子先生(管理栄養士)が「栄養アセスメントからわかることとは?(応用栄養学)」というテーマで体験授業を行いました。

「応用栄養学」という科目では主にヒトのライフステージごとの生理的特徴やその時期にかかりやすい疾患や病態、そして栄養ケア・マネジメント(栄養管理の一連の流れ)の方法などについて学びます。その中で今回は、管理栄養士が行う仕事の中でも特に重要な「栄養アセスメント」についてお話させていただきます。

管理栄養士の仕事として一般の方が初めに思い浮かべるのは、「適切な食事を提供する」ということかも知れません。ですが、実際には「誰に」提供するのかによって、その後の健康をサポートするのかあるいは病態を改善させるのか、目的や方法が異なってきます。そのため、まずは「誰に」を的確に把握する必要があるのです。その際、「その対象の方が今現在どの様な栄養状態にあるのか?」を判断するため、身長や体重などを計測したり、食事内容や生活状況を伺ったり、血液検査の値を確認したりすることを「栄養アセスメント」といいます。この「栄養アセスメント」の方法には様々な手法があり、対象者の年齢や疾患の有無などによって、どの様な方法を用いるのかも違いますし、その結果の判断基準も異なります。今日はその中でも一般の方にも比較的身近な「身体計測」からわかることや、「身体計測」の意味合いについて、その一部をご紹介し、管理栄養士の仕事について少し理解を深めていただければと思います。

オープンキャンパス(体験授業) :新着投稿