産学連携セミナー アラスカシーフード・レシピコンテスト 第2回セミナー

平成26年11月6日 16:20~18:00(調理実習室Ⅱ)

第2回セミナーでは、一次審査を通過した参加学生による実際の調理と、出来上がった作品の試食による審査が行われました。競争倍率4倍の激戦の一次審査を通過したのは、以下の6人/チームです。

  • エントリーナンバー4Komajoのマリア(3年 筒井まりや)
    エントリーナンバー4
    Komajoのマリア(3年 筒井まりや)
  • エントリーナンバー5チームよしこ(1年 信部莉緒・栗原美穂・古徳由佳)
    エントリーナンバー5
    チームよしこ(1年 信部莉緒・栗原美穂・古徳由佳)
  • エントリーナンバー15やまだ(4年 山田絵美)
    エントリーナンバー15
    やまだ(4年 山田絵美)
  • エントリーナンバー16後藤ちはる(4年 後藤ちはる)
    エントリーナンバー16
    後藤ちはる(4年 後藤ちはる)
  • エントリーナンバー17あ行連盟(1年 大内真奈・大代茜・葦塚夏美)
    エントリーナンバー17
    あ行連盟(1年 大内真奈・大代茜・葦塚夏美)
  • エントリーナンバー22オーロラ☆シスターズ(3年稲益さち・倉島沙織・岡本真理子)
    エントリーナンバー22
    オーロラ☆シスターズ
    (3年稲益さち・倉島沙織・岡本真理子)

第2回セミナーの実施要領が説明された後、各自が考案したレシピにしたがって、調理を開始しました。制限時間は30分間という緊迫した状況でしたが、それぞれ手際よく仕上げることができました。調理作業中は、審査員の皆さんも各調理台の様子を見まわりながら時折質問を交えて談笑され、緊迫した中にも和やかな時間が経過しました。

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調理操作終了後、コンテスト参加者は完成した作品を審査員の前に提示し、その特徴やネーミングについてアピールしました。

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その後、別室で審査員8名による試食が行われ、それぞれの作品は美味しさや斬新さ、見栄え、食べやすさ、ネーミングセンス、コストパフォーマンスなどの様々な視点から評価され、二次審査が行われました。

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次いで、二次審査の結果に基づき各賞が発表され、授賞式が行われました。

最優秀賞は、4年生の後藤ちはるさんが受賞しました。賞状と副賞は人間健康学部長の西山一朗教授より授与されました。作品名は「レッドサーモンと切り干し大根の和風サンド」です。切り干し大根、焼き海苔、昆布などの和の素材を用いたオリジナリティあふれる作品です。

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きじまりゅうた賞は、3年生の筒井まりやさんに決定しました。作品名は「ちゃんちゃん焼風ピザぱん」で、白味噌をベースとしたカルシウム豊富な作品に仕上がりました。賞状と副賞はもちろん、きじまりゅうた氏より授与され、寸評もいただきました。

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アメリカ大使館/アラスカシーフードマーケティング協会賞は、4年生の山田絵美さんが獲得しました。作品名はシンプルな「サーモン入りグラタン」です。あらかじめ食パンをトーストすることにより食感を高め、ホワイトソース仕立てのグラタンとしました。かくし味のハチミツも効いています。アメリカ大使館のアンダーソン氏より、賞状と副賞が手渡されました。

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京王食品賞は、3年生の稲益さちさん、岡本真理子さん、倉島沙織さんのグループに決定しました。作品名は「オーロラ輝くアラスカサーモングラタン」です。京王食品(株)の笹野淳也氏より賞状と副賞が手渡されました。作品の特徴とイメージは、実際の商品化の計画が進行し、販売予定が決定するまでの間は非公表とさせていただきます。今しばらく楽しみにお待ち願います。

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最後に、京王食品(株)より今後の商品化に向けたスケジュール説明を受け、記念撮影を行った後、楽しくも緊張感につつまれた第2回セミナーは終了となりました。

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今回のレシピで作られたパンが実際に商品化され、ベーカリーショップLe repasで販売される予定が決まりましたら、またホームページで様子をお伝えいたします。

受賞した学生のコメント

人間健康学部長 西山一朗より

今回のレシピコンテストでは、忙しい授業の合間をぬって多くの学生が自由意思で積極的に参加し、大変うれしく思っています。何よりもうれしかったのは、任意参加にもかかわらずほとんどの学生が最後までリタイアせずにやりきったことと、また、多くの学生が非常に熱心にオリジナルレシピの開発に取り組んだことです。この取り組みの中で、普段の授業だけでは学ぶことのできない多くのことを学んだことと思います。ぜひ今後に生かしてほしいと思います。

受賞者の皆さんへ・・・・・おめでとうございます。多くの工夫や努力を重ねて特徴あるレシピを完成し、今回、素晴らしい賞を受賞されたことを称えたいと思います。これを励みとして、今後も様々なことに積極的に取り組み、多くのことを学んでください。

二次審査で受賞に至らなかった皆さんへ・・・・・今回は惜しくもわずかな差で受賞を逃しましたが、1年生ながら作品の質は高く、3年生や4年生とほぼ互角に競い合ったことは賞賛に値すると思います。僅差の判定に、審査員の先生方も大いに悩まれたことでしょう。大学でのこれからの学びの中で、さらに成長し力を伸ばしていただくよう期待しています。

一次審査で選に漏れた皆さんへ・・・・・今回の一次審査では、24のレシピのうち18のレシピが選考を通過することができませんでした。競争倍率4倍の狭き門でした。この一次審査はレシピの書類選考のみで行われましたので、実際の美味しさは評価の対象になっていません。そのため、選に漏れた皆さんのレシピの中にも、きっと隠れた名作があったものと信じています。もしもまたこのような機会がありましたら、作品の素晴らしさを文章や写真等で上手にアピールする技法も磨いてください。今回の産学連携セミナーで学んだことを今後に生かしていただくようお願いします。

お力をいただいた皆様へ・・・・・今回のレシピコンテストの開催にあたりましては、アラスカシーフードマーケティング協会/アメリカ大使館および京王食品(株)の皆様ならびに料理研究家のきじまりゅうた様の多大なご協力を賜りました。おかげさまで本学科の学生は、普段の授業では学ぶことのできない多くのことを楽しく学ばせていただくことができました。改めまして心より感謝申し上げます。また、本セミナーのコーディネートのためにご尽力をいただきました京王エージェンシーの武山淳様にも謝意を表します。学内におきましては、太田信子教授、篠原能子准教授、曽我部夏子准教授および助手の先生方のご助力をいただきました。ありがとうございました。

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