【探究型授業ライフデザインをのぞいてみよう!】
[高2]アサーティブコミュニケーションで対立やトラブルを解決しよう!
2021/06/08
高校2年生のライフデザインでは、5月からアンガーマネジメントを学んでいます。今回のテーマは「アサーティブコミュニケーションで対立やトラブルを解決しよう!」でした。自分の気持ちや考えを伝えるときのコミュニケーションの方法にはいろいろなタイプがありますが、自分の気持ちや考えを大切にするのと同時に、相手の気持ちや考えを「傾聴(けいちょう:相手を理解しようと聴くこと)」するコミュニケーションをアサーティブコミュニケーションと言います。対立やトラブルを解決するためには、お互いに相手の話を「傾聴」することが大切です。相手の都合や事情を理解した上で、自分の気持ちや考えを伝える練習として、日常生活にありそうな状況が設定された台本に沿って、ロールプレイをしてみました。実際に演じてみることで、お互いの立場がわかるようになってきました。次回は台本を自分で書いて演じてみることに挑戦します。
生徒の感想から
- 今回、ロールプレイをやってみて、どちらか一方ではなく、お互いがそれぞれ自分の気持ちや考えを伝えることはとても大事なのだと思いました。気持ちを伝えなければ相手はわかってくれないし、どちらか一方が気持ちを押しつけても問題の解決にはならず、ぎくしゃくしてしまうということが分かったからです。
- すぐに否定するのではなく、まず相手の理解することから始めることが大事だと思いました。「何があったの?」など、自分の感情を素直に伝えると、相手も正直にはなしてくれやすかったりするのかなと思いました。
- 人間関係を大切にしていくうえで、人とのコミュニケーションはとても大切で、これひとつですごく変わるのだと気づくことができました。私は時々、人に強く当たってしまう時があるので、気をつけようと思いました。