【探究型授業Komajo Questをのぞいてみよう!】
[高1]Deaf VR~聞こえない・聞こえにくい世界をVRで疑似体験してみよう!

高校1年生「総合的な探究の時間」で、東京都教育委員会が主催する「笑顔と学びの体験活動プロジェクト」「『Deaf VR』~聞こえない・聞こえにくい世界をVRで疑似体験してみよう!」を実施しました。
VRの開発者である牧村正嗣さんの講演会とVR体験の前後半に分かれ、最後は質疑応答タイムとなりました。VR体験では、体験の前後の時間を使って、ろう・難聴児の保護者を支援する「ほっとりんく」代表のほとりさんと高校1年生の柳さんが、手話でのコミュニケーション方法について教えてくださいました。
「ろう者は拍手の音が聞こえないので、両手をひらひらと振ってくれると、ポジティブな反応をしてくれていることがわかります。」という柳さんの言葉を聞いた生徒は、その後の講演会・質疑応答タイムでも手をひらひらと振っていました。
ろう者や難聴者が普段どのような世界を生きているのか、VR体験や当事者、関係者のお話を通して知ることができました。「知らない」「わからない」ことやものに対して、人は恐怖を感じたり、拒否反応を示したり、境界を引いたりすることがあります。しかし私たちは、分かり合えない世界の中で、ともに手を取り合い支え合っていく必要があります。
今日の体験を「聞こえない・聞こえにくい世界を生きる人々とともに、より良い世界を作る」きっかけにしてもらえたならば、大変うれしく思います。

  • 講演会の様子
    講演会の様子
  • 小ホールで体験
    小ホールで体験
  • VR体験中
    VR体験中

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