高校3年生【生化学入門】中和滴定を行いました。

中和滴定とは、濃度が分かっている酸または塩基(標準溶液)を用いて、濃度未知の酸または塩基の濃度を求める実験です。1年生の化学基礎で食酢を用いた中和滴定をやっているので、高校3年生ではやや難易度の高い中和滴定を行います。酸は混酸(0.10mol/Lの塩酸と硫酸の混合液)を使用し、塩基である0.10mol/L水酸化ナトリウム水溶液は自分たちで調製しました。普段、ノート上ではスラスラできるモル計算も、実験になったとたん「どうやるんだっけ?」と手が止まる生徒たち。本時の実験を通じて、普段計算で求めている数値が、実験のどのような場面で必要なのかを体感できたのではないでしょうか。

  • 慎重に滴定実験を行う生徒たち
    慎重に滴定実験を行う生徒たち

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