ころびました
2025/10/09
7月の初旬の土曜日のことです。「さあ、家に帰ろう!」と、うきうきと歩いていると、いつのまにか、地面に転がっていました。ゴン!と音がして、顔面が地面にぶつかりました。前方には部活帰りの生徒たち、後ろには卒業生たち、左右には業者の方々や、保護者らしき方々がいました。気づくと、みなさんが来てくださっていました。生徒の一人は、これから帰宅だったにもかかわらず「自転車だから平気です」と部活の衛生用品を取りに行ってくれて、その部活の絆創膏をいただきました。そばにいた大人の方には「これ使って!」と傷口に貼る大きなパッドのようなものを手渡されました。卒業生の中には養護のお仕事をしている方がいて「冷やした方がいいから」と冷たいお水のペットボトルを購入してくれました。さらには「頭を打っているし、絶対に病院に行った方がよいから」と新百合ヶ丘の駅まで車で送ってくださいました。たかが擦り傷、とは思いましたが、お勧めにしたがって病院へ行ってみると、右頬のほか、両膝、両肩、両手のひらをすりむき、前歯も少し欠けていました。消毒のために傷口をごしごしとこすられ、処置はものすごく痛かったですが、その後1週間ほどですっかりよくなりました。
あの日は顔が痛すぎて、まともにお礼も言えませんでした。みなさん、お世話になり、ありがとうございました。転んだのが駒沢学園に関係する人たちの中でよかった。みなさんに助けられて、なんだか、いい思い出になってしまいました。
事件現場
英語科 W.S.