毎週水曜日に行われる「会食」を紹介します。

駒沢学園では、毎週水曜日に「会食」を行っています。
各自お弁当を持参し、担任の先生とともに、おしゃべりをせず静かに食事をいただきます。

普段の食事では、「おいしい」「まずい」「これは嫌い」と言いながら友達と話すことが多く、食べることそのものに意識が向かないこともあるでしょう。
駒沢学園の会食の時間には、「五観の偈(ごかんのげ)」をお唱えします。意味を紹介します。

  1. この食事はどこから来たのか、どのように作られたのかを思い巡らします。
  2. いのちをいただくのに、自分はふさわしい生き方をしているかを反省します。
  3. 「もっともっと」という欲に流されず、節度をもっていただきます。
  4. 心と体の健康を保つために食事をします。
  5. 自分もみんなも、人間的に成長できますように。

国連が掲げるSDGsの目標2『飢餓をゼロに』は、私たちの食事とも深く関わっています。
飢餓とは、十分な食べ物を得られずに栄養不足となり、健康を保てなくなる状態をいいます。

日本では食べ物が豊かにあり、食べ物を残してしまうことも少なくありません。
しかし世界には、食べたくても食べられない人々がたくさんいます。
そのような人々のことを思い、食事ができる幸せに感謝することは、思いやりの心を育てることにつながります

一口一口を丁寧に味わいながら食べることを通して、感謝と思いやりに満ちた豊かな心を育てていってほしいと思います。


  • 「五観の偈」をお唱えしています。

  • 担任・副担任の先生も一緒にいただきます。

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