思い切って一歩成長するために[英語科 斉藤]

“コンフォートゾーン”から抜け出す機会を作る。これは、私が成長するために常に意識していることです。英語の“comfort”は、「快適」「癒し」という意味を持ち“zone”は「地帯」「領域」という意味です。つまりコンフォートゾーンとは「自分にとって安心・安全に過ごせる領域」のことです。安心安全な環境の中で過ごす日々はストレスや不安を感じずに過ごすことができますが、新たなチャレンジをしなくなり、自身の成長が停滞をする恐れもあります。
そこで、自分を成長させるために私は意識的にコンフォートゾーンが抜け出すことを試みています。

例えば、仕事で「慣れた仕事で楽にできるな~」と感じたら、あえて別のやり方でその仕事を進めたり、今までやっていなかった工夫を加えてみたりします。こうすることによって、新しいアイディアが頭に浮かんだり、思いがけずより良い結果を手にすることもできます。

私の担任している高1英語クラス12名の生徒たちは、今まさに住み慣れた日本というコンフォートゾーンを抜け出して、ニュージーランドで約3か月のターム留学中です。生活習慣が全く異なる場所で、不安になったり、うまく言いたいことが伝わらなかったりと、悪戦苦闘の毎日を過ごしていることでしょう。それでも、途中であきらめる生徒は一人もおらず、もうすぐ帰国の日を迎えます。留学したことで、新たな価値観に触れ、視野を広げた生徒たちがどのような成長をしたかを目にすることが今から楽しみでなりません。

「大きな不満はない。でもやりたいことがわからない。」と感じていたら、自分のいる「コンフォートゾーン」から抜け出す時なのかもしれません。失敗を恐れずに、新しいことにチャレンジする、今いるコンフォートゾーンを広げて、その先の世界へ一歩踏み出すという勇気をぜひ持ってみてください。その先にはきっと、今まで見たことのない景色が待っているはずです。

英語科 斉藤

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