高3選択「コ・メディカル入門」の授業にて「認知症サポーター養成講座」を実施しました。

本校では、7月2日(水)に高校3年生を対象とした「認知症サポーター養成講座」を実施しました。
稲城市認知症支援コーディネーターである平野さちさんと田島美穂さんをお招きし、ご講演をいただきました。

この講座では、認知症についての基本的な知識や、認知症の方への接し方、サポーターとしての心構えなどについて分かりやすくお話しいただきました。
また、動画を通して、認知症になった方のお話を聴いて、認知症になった方の気持ちを知ることで、より理解が深まりました。

生徒の感想の一部をご紹介します。

  • 講座をうけて、認知症に対するイメージが変わった。今までは認知症になってしまったら介護をされる生活で大変な日々を送ると思っていた。しかし、講座を受けてからは、認知症になったとしても、自分次第で楽しく過ごせることがわかり、嬉しくなった。
  • 動画にでていた認知症の方たちは「認知症」という壁があるにもかかわらず、自分でもできることを探して行動しており、すごいなと思った。それなら私も、日々を今以上に頑張ってみようという気持ちになって、とても勇気をもらった。そのため、夏休みにボランティアを行おうと思う。
  • この講座を受ける前までは、認知症は人の名前を忘れてしまったり、自分のことができなくなってしまったりする怖い病気だと思っていた。しかし、この講座を聴いて、認知症と診断されても自分のできることをしながら生活している方がたくさんいることを知ることができた。今は私の周りに認知症の方はいないが、もし周りの人が認知症になったときには、その方の気持ちに寄り添って関わりたいと考えた。

講座を通して、生徒たちは認知症に対する理解を深めるとともに、「誰もが暮らしやすい地域社会をつくるために、自分にできることは何か」を考える貴重な機会となりました。

  • 講演前 認知症ってどんなイメージ?
    講演前 認知症ってどんなイメージ?
  • 認知症への理解を深める
    認知症への理解を深める
  • 講演を受けた後の感想インタビュー
    講演を受けた後の感想インタビュー

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