花火[理科科 古屋]

先週7月28日(水)に本校で、中学校イブニング説明会・授業体験会を行いました。理科の授業では、小学4~6年生の生徒の皆さんに花火作りを体験してもらいました。

数か月前から理科教員の間で「小学生の生徒と保護者の皆さんに理科を楽しく学んでもらうためにどんな授業にしようか?」「夜の授業体験という機会を活かしたいよね!」と打合せを重ねてきました。打合せの度に、理科教員それぞれがいくつもの実験を提案し、あらゆる角度から考えた結果、7月の授業体験会は「花火作り」となりました。

  • 小学生が作成した噴出花火
    小学生が作成した噴出花火

まずは予備実験。日頃からどんな実験においても、まずは教員自らやります。
しかし意外と(?)、手先が器用な理科教員たちは、さまざまな作業がスピーディーなため、実際に生徒が作業するのとでは、所要時間が全く違います。
そこでいつも授業体験会の前には、本校生徒が同じ実験をして所要時間を確認し、生徒目線で楽しく学べたか、難しいところはなかったか、など生の声を聞かせてもらい、その意見をもとに改良を重ねていきます。

  • 保護者が作成した線香花火
    保護者が作成した線香花火

授業体験会の2日前。この日は最終確認と準備だけのはずが……。
「ふと思ったんだけど、あの薬品入れてみたらどうなるかな?」「火薬を詰める容器の形状をこんな風に変えてみたらどうなるかな?」と話が始まり、止まらず……。となると即、予備実験。結局、理科教員3人で朝9時から花火を作りつづけ、ようやく夕方5時頃に「これでいこう!」と納得するものになりました。

当日、授業体験会に来てくれた小学生の皆さんの笑顔を見られて、とても嬉しく、同時に安全に実験を行えたことにホッとしました。

今は8月の授業体験会に向け、理科教員3人で予備実験を繰り返しています。どうやら皆、納得いくまでやる妥協できない人たちのようです(笑)

理科科 古屋

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