円周率(π)は必要?[数学科 五十嵐]

πは、中学1年生で教科書にでてきますが、円の面積を求めるとき必要なものであることは、知っていますね。この円周率は、「円周の直径に対する比率」で、古代は「3より少し大きい」と知られていたが、時代とともに数学者が研究し、小数点以下の桁数をきそいあうようになってきました。また、日本においても江戸時代、3.16という数字が、江戸時代初期、毛利重忠の「割算書」にのっています。

その後、桁数の競争が世界で始まり、スーパーコンピュータにより、2020年1月の時点では、円周率は小数点以下50兆桁まで計算され今も桁数はのびています。しかし、そんな桁数が必要かというとそうではないようです。宇宙における軌道の計算で円周率は必要です。探査機を飛ばすため何桁まで使っているかわかりますか。大きな桁数を予想するかもしれませんが、「NASA」は15桁までしか使っていません。それで十分だという考えです。実際に探査機で計算すると(省略)14桁と15桁の誤差は、約14㎝であるということです。宇宙スケールで考えてもせいぜい40桁まであれば十分ということです。でも、終わりのない円周率の桁数の記録はさらに続くのでしょう。

さて、この円周率に音符を当てはめてみると、曲になっているという話があります。これはYouTubeで検索するとありますので聞いてみてはどうでしょうか。しかし、1000桁までの円周率の曲とかにしないと終わらないですね。

円周率の音楽 https://www.youtube.com/watch?v=vJxrNOGOaBk

数学科 五十嵐 美彦

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