山上曹源先生の教えを今に受け継ぐ 〜駒沢学園でつなぐ「生命の教え」〜 シンポジウム開催

駒沢学園では、建学の精神である「正念」「行学一如」を大切にし、仏教の教えを礎とした人間教育を実践しています。その教育の礎を築いた人物の一人が、学園の創設に深く関わった山上曹源先生です。

山上先生は、7年間にわたるインド留学を通して仏教への理解を深め、大正4年(1915年)には、アメリカ・サンフランシスコで開催された万国仏教大会において「仏教の根本原理」と題する講演を行いました。先生は、すべてのものが変化し続けること、自我への執着を超えて本来の自己に目覚めること、そして、生命は過去から未来へと連なる大きなつながりの中にあることを説かれました。

本校では、山上先生の教えにも通じる「正念」の時間を、現在も中学校・高等学校で毎朝実践しています。姿勢を正し、静かに自分自身と向き合うこの時間は、日々の忙しさや他者との比較から一歩離れ、自分の心を見つめ直す大切な機会です。自分自身の思い込みや執着に気づき、他者を思いやる心を育むことにもつながっています。

AI(人工知能)が日常生活に浸透し、人間の知性や暮らしの在り方が変化する現代。だからこそ、私たち一人ひとりの生命の価値や、人間が人間らしく生きることの意味を、改めて考える必要があるのではないでしょうか。

このたび、駒沢女子大学日本文化研究所主催の第2回研究会シンポジウム「駒沢学園でつなぐ『生命の教え』」を開催いたします。

本シンポジウムでは、子どもの生命を守る取り組み、日本文化における生命観、そして山上曹源先生の生命観と本学園の教育実践について、それぞれの専門的な立場から考えます。

駒沢学園女子中学・高等学校教諭・仏教科主任の中村は、山上先生の著作『破草鞋』や講演内容などを手がかりに、先生の生命観と教育思想について考察します。特に、自己中心的なこだわりや思い込みにとらわれる「小我」を超え、本来の自己に目覚めること、そして、過去から現在、未来へと連なる生命のつながりに目を向けることの意義を取り上げます。また、山上先生の思想と、現在の駒沢学園に受け継がれている「正念」の実践とのつながりについても紹介します。

学園創立100周年を迎える今、私たちが大切に受け継いできた教えを改めて見つめ直し、現代社会における生命の尊さと人間教育の意義を考える機会となれば幸いです。

開催概要

シンポジウム名 駒沢学園でつなぐ「生命の教え」
日時 令和8年11月19日(木)16:20~18:00
会場 駒沢女子大学 80周年館2階 16-205教場
開催方法 対面・Zoom配信
申込方法 以下の申し込みフォーム(Google Form)より事前にお申し込みください。Zoomでの参加をご希望の方には、招待リンクをお送りします。

お申し込みはこちらから

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

  • 案内チラシ

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